新・元地方の中規模印刷会社で苦悩するWebデザイナー改めWebディレクターの日記

自由な20代、窮屈な30代を経て、遂に40代になっちまったWebディレクター&パソコン講師の覚書と思う言(こと)。略称【ちほちゅう】

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コピー防止用紙の作り方

   

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コピー防止用紙って知ってますか?
コピーすると「複写」や「COPY」って文字が地紋に浮き出てくるため、
複写(コピー)されると困る書類に使う用紙です。
かつてこの技術は特許のため、自社で販売することはできませんでした、
現在ではこの特許が解け、自社でも販売することができるようになったそうです。
個人情報保護法のうるさい昨今。これはいいビジネスになるかもしれません。

そこで、その簡単な仕組みを教えちゃいます。
あくまでも基本的な仕組みなのでプラスアルファしないと使い物にならないと思います。

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まずはこちらの画像をご覧ください。
Copy防止用紙
グレーの薄いスミ網の部分と黒(スミ)の罫による地紋の部分とで分かれています。
画面でははっきり別ものだとわかりますが、これを縮小し、うまいことバランス(特に罫線の太さと罫の間隔)を考えてつくり高解像度で印刷すると、ちょっと見では、1色のグレーの地にみえるようになります。
これをコピー機でコピーすると、薄いスミ網は再現できずに飛んで白になってしまうのですが、罫による地紋で作られた部分はしっかりとコピーで色が出るのです。
つまり、コピー機の薄い網が再現できない(白飛びする)といった弱点を使用した方法なのです。

ところが、最近は技術が発達してきて、薄い網もしっかり再現できるコピー機も出ているでしょう。
カラーコピー機なんていったら再現性はかなりのものです。
つまり、そういった最新機器には対応できないのではないかと思います。
さらにいうとモワレ除去機能なんてのがあるスキャナーでもダメでしょうね。

結論として、作ったところでこれをウリにするのは難しいといったところでしょうか?
実際コピー防止用紙だけで利益を上げているといった会社さんがあれば、どのようにやられているのか知りたいところです。

 - 印刷・DTP, 覚え書き

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Comment

  1. カディス より:

    これさぁ~~おれ5年くらい前に某会社の依頼でデータを作ったよ。
    実際に印刷テストをして、その上でコピーテストもして使ってたはず。

  2. のりさ より:

    > カディスさん
    もし、そのとき特許元に許可を得ずに商品として使っていたら特許権侵害になる可能性があります。
    特許が切れたのがいつかはっきりわかりませんが、そのときはおそらく使わなかったんじゃないでしょうか?
    (データを作るのはおそらく問題ないかと。。)
    こちらも一読してみてください。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E8%A8%B1%E6%A8%A9
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E8%A8%B1%E6%A8%A9%E4%BE%B5%E5%AE%B3%E8%A8%B4%E8%A8%9F

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そう、それがシャドープロファイルと言われているものです。
そして怖いのはこのシャドープロファイル、Facebookアカウントを作ったことのない人のものまで作られているとのことです。

あるFacebookユーザーの連絡先にあなたの個人情報が書かれていたら注意。
その方がFacebookに連絡先へのアクセスを許可していたらあなたがFacebookをやっていなくてもアウトです。 

ではどうやったら防げるのか?
最近ではFacebookアプリがプリインストールされているスマホ(スマートフォン)も多いのでほぼ防ぐことは不可能でしょうね。

つまり、

過去にFacebookのアカウントを作ったことがなく、Facebookを利用している人とアドレスなどの交換をしていないという場合のみ「あなたのシャドープロファイルは作られていません」

とのこと。
Facebookのアカウントを作ったことがない人は結構いるんじゃないかと思います。
ただ、Facebookを利用している人とアドレス交換をしていない人なんて殆どいないんじゃないでしょうか?
そもそも、その人がFacebookをやっているのかどうか調べてアドレス交換するなんてことできないでしょうし。。

これから、こういった情報が一般的になってくると、自分のようにFacebookやってる感を前面に出している人なんかは逆に、嫌厭されてしまうような時代がきてしまうのかもしれません。
でもね。
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だって、かつては電話帳(ハローページ)に普通に電話番号が載っていた時代があるんですから。
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あとはFacebookの技術を信じて、そういった悪い輩に個人情報が流れないようにしてもらうしかないですね。
よく、「あとは神のみぞ知る」なんてこと言うことがありますが、Facebookもそういう意味では神の領域に入りつつあるのでしょうか?
人間が神の領域に足を踏み入れるとどうなってしまうのか? 注目して行きましょう。 

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