新・元地方の中規模印刷会社で苦悩するWebデザイナー改めWebディレクターの日記

自由な20代、窮屈な30代を経て、遂に40代になっちまったWebディレクター&パソコン講師の覚書と思う言(こと)。略称【ちほちゅう】

*

「オルタニング現象」に見るデマの作り方

   

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。

ツイッター(Twitter)等でまたデマが広がった。
デマのもとになったのは2ちゃんねるのスレッドに書きこまれた以下の書き込み。

□ 噂のニュース真相は○○ : オルタニング現象とは?東京で雲が落下。

あーこれは「オルタニング現象」やね
ググればすぐ分かる

で、ググって出たのがWikipediaの「オルタニング現象」の項目。
□ オルタニング現象 – Wikipedia

比較的大きな粒状の氷を主成分とする雲が大気中に停滞することによって、移動速度が速い他の雲をあたかもかき分けているかのように見える現象。
シベリア東部、中国東北部など寒冷地で多く観測され、日本ではほとんど報告がない。
1909年、東エセックス科学大学のクライブ.D.オルタニング(1856-1924)が初めて観測したことによりこの名がある。

が、この項目は既に無い。

スポンサーリンク
 

実は「オルタニング現象」はデマ。雲が落下はおそらく本当。

これが話題になり、だれかが「オルタニング現象」というデマを作った。
その流れはこうなる。

  1. 雲の落下が2ちゃんねるやツイッター等で話題。
  2. 『あーこれは「オルタニング現象」やね』と書き込む。
  3. Wikipediaに「オルタニング現象」の項目を捏造。
  4. 話題になり、Googleの急上昇ワードなどにも出現。
  5. Wikipediaの「オルタニング現象」の項目を削除。

ここで特に注目すべきはWikipediaに自分で項目が作れてしまう点。
ぶっちゃけると、今の会社の項目を作ったのは僕だったりするのですがWikipediaでは勝手に項目を追加することができるのだ。
たとえばアドレスバーに「http://ja.wikipedia.org/wiki/プロット・ファクトリー」なんて書くと以下のようなページが開く。
Wikipediaのプロット・ファクトリー
ここで、「”プロット・ファクトリー”という項目を新規作成する」をクリックし、内容を書き込むことで新しい項目が作れてしまう。

まとめると、

  1. ツイッターや2ちゃんねる等で話題になっている現象を見かける。
  2. Wikipediaにその現象の名前を捏造。被リンクを貼るなどしてGoogleにインデックスさせる。
  3. 2ちゃんねる等の匿名掲示板でさり気なくその現象名を伝え、「ググれば分かる」と付記する。

とすることで、デマを作ることができてしまうのだ。
実際「オルタニング現象」が誰か一人によるデマなのかは分からないが、可能性は十分あるんじゃないかと思う。

 - レビュー・レポート, 企画・ディレクション

アドセンス広告メイン

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

  関連記事

no image
PAGE 2008にいってきませんでした。

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。本日までだったのですが結局行き …

ウェブはバカと暇人のもの【書評】

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。思い切って書評なんてしてみまし …

松たか子の「告白」はまるで中学生日記の続編

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。NHKで「中学生日記」という人 …

no image
マーケティングを学んでみる

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。Web2.0マーケティングフェ …

今年、夏以降「ソフトバンク」の時代が来るのだろうか?

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。ソフトバンクがプラチナバンドを …

パソコンだけあれば生きていけちゃうかもしれない

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。大型連休も終わりですね。 この …

中学生「LINE」、高校生「ツイッター」、大学生「Facebook」の謎に迫る

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。うちの娘が中学入学を機にスマホ …

「カールじいさんの空飛ぶ家」を見てきた

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。これから、見た映画はそれがなん …

毎日行列の出来る店、人形町の鳥料理「玉ひで」に行ってきた

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。人形町っていい街ですよね。以前 …

あけましておめでとうございます

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。新年最初のブログは大晦日から新 …