佐野研二郎氏デザインの五輪ロゴ、盗作疑惑で撤回。大手広告代理店の専属デザイナーだからこそ必然
2015/09/04
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。
五輪のロゴがパクリだとネットで話題になり、結果、別の問題でどうも、五輪ロゴ取り下げとなってしまった佐野研二郎氏。
東京五輪ロゴにパクリ疑惑が浮上 → 佐野研二郎の関連サイトが一斉閉鎖される → 事務所のネームサーバーが「zyappu」(ジャップ)と判明して大炎上 : モナニュース via kwout
いずれも個人ブログに掲載されている写真や、国外の大規模イベントの写真から使用したもので、一部はコピーライトの表記が削除されていた。
佐野研二郎氏、五輪原案ロゴ展開例でも他ブログの画像を使用?と指摘
これによって、エンブレム盗用を釈明するための会見で、別の盗用が発覚するという、異例の展開になった。
情報源: 佐野研二郎氏、五輪エンブレム展開例で画像を盗用したことを認める | THE NEW CLASSIC [ニュークラシック]
簡単に説明すると2020年の東京オリンピックで使用することが決まった佐野研二郎氏のデザインしたロゴがあるところのデザインと酷似。
ネットやテレビ?(見てないからわからん)などで話題になり、結果、原案を提出。
これに使われていた画像が著作権のあるネット上の画像だったという話。
氏はなんでも、「博報堂」出身のデザイナーらしく、あるところでこんなコメントを見かけたので、実感としてありそうだということで、引用させていただきます。
この「パクリ」は、むしろ「佐野研二郎」さん、「森本千絵」さん、「長嶋りかこ」さんら、大手代理店の実質・専属デザイナーだからこそ、必然的に起こりえました。
彼等は、零細のフリーランスや個人のデザイナーと違って、大手広告代理店・電通や博報堂とのパイプがあるため、黙ってても、とんでもない「大きな仕事」が降ってきます。サントリー、資生堂、TOYOTA、HONDA…
そんな大企業はデンパクにしかできませんからね。
それをチャチャっと、イメージソースを見つけ出し、Macでコピー&ペースト。下っ端のほぼアルバイトに近い低賃金アシスタントに、徹夜でとてつもない量の「アイデア」を出させ、その「手柄」を横領します。
「横領」と「電通・博報堂・多摩美ムサビ」を中心とする「これがオシャレなんだぜ」という「自己顕示」が、彼等のいう「クリエイティブ」の正体です。
via : 【東京五輪】広告代理店ムラの伏魔殿=大会組織委が佐野研二郎先生をトカゲの尻尾切り!小保方晴子、佐村河内守、号泣議員に続くモラル・ハラスメント殿堂入り決定:Birth of Blues
いやぁ。自分も過去(今も一部)にデザイナーとして仕事をしているだけに実感あります。
自分の場合は全部の手柄を営業に持って行かれていたわけですが。
で、その営業は全くリテラシーがなっていないという。。
当然ですが自分はネットで転がっている画像を勝手にいじって使ったりはしません。
ただ、この場合はデザイン案なわけですからね。
しかも、実際のデザインにはあまり絡まない街の様子の写真をちょっと使ってしまっただけ。
そう考えると、自分もやってしまったかもしれんですねぇ。。
一方でロゴのパクリに関してはシンプルなデザインだし、意識的にパクろうとしなくても似てしまう可能性があるんじゃないかとどちらかと言うと個人的には否定的。
というか、むしろ「佐野さんかわいそう」といった感じです。
ただね。
書かれているコメントに関しては実際、有名デザイナーの下で働いたことがないのでわからんのですがありそうな気がします。
結局のところ、部下をしっかりと管理しきれなかったということなんじゃないでしょうか。
佐野さんのデザイン事務所がどんな流れで仕事を進めているかはわかりませんが、仮に氏の指示ではなく、部下のデザイナーが単独で行なっていたとても責任は氏にあるわけでして。
コメントにあるように「チャチャっと、イメージソースを見つけ出し、Macでコピー&ペースト。下っ端のほぼアルバイトに近い低賃金アシスタントに、徹夜でとてつもない量の「アイデア」を出させ、その「手柄」を横領
」ということであるならば、ぶっちゃけ部下がパクったデザイン案をそれを知らない佐野氏が気に入って自分の手柄にしたことが問題だったということになりますね。
やっぱり、デザインは自分でやったほうがいいですよ。
人の作ったデザインを自分の手柄にするのはやめましょう。
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