新・元地方の中規模印刷会社で苦悩するWebデザイナー改めWebディレクターの日記

自由な20代、窮屈な30代を経て、遂に40代になっちまったWebディレクター&パソコン講師の覚書と思う言(こと)。略称【ちほちゅう】

*

ChromeはCSSで設定しないと禁則処理してくれない

   

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。

行末の「。」が先頭にきてしまうことがあるのはChromeだけだったのかな?
で、さすがに気になったので調べてみると、CSS表記で解決できることがわかった。
ちなみに、行頭に「。」が来るのを禁止することを禁則処理といいます。

修正前の状態
禁則処理前

スポンサーリンク
 

つまりはbodyにCSSで禁則の指定をしてあげる。
そのCSSは以下のとおり。
□ Chromeの行頭禁則がアレなのを解決 – たけみたの脱社会学日記

body {
word-break: normal;
word-wrap: break-word;
}

それぞれ解説すると。

「word-break」は改行をどう扱うかの設定。
それぞれ、以下のような指定ができる。
□ word-break-スタイルシートリファレンス

normal
英語等は単語の途中では改行せず、単語の切れ目で改行されます。日本語・中国語・韓国語等は表示範囲に合わせて改行されます。このため単語の途中で改行されることもあります。
break-all
言語に関係なく表示範囲に合わせて改行されます。このため単語の途中で改行されることもあります。
keep-all
言語に関係なく単語の途中では改行せず、単語の切れ目で改行されます。

「word-wrap」は単語途中で改行するかどうかの設定。
それぞれ以下のような指定ができる。 

word-wrap-スタイルシートリファレンス

normal
単語の途中で改行はしません。この場合、必要に応じて表示範囲を拡大します。
break-word
必要に応じて単語の途中で改行します。

どちらもCSS3で正式に採用されるかもしれないそうだ。

で、デザインカスタマイズを使ってこれをCSSに書き加えるのだが、ライブドアブログ(livedoorBlog)の僕の選んだベースデザインでは、なぜか、元々「word-break: break-all;」の表記があったので、これを残しておくと反映されないので注意。

修正後の状態
禁則処理後

 - デザイン, 印刷・DTP

アドセンス広告メイン

Comment

  1. タム より:

    はじめまして。
    この情報を探していました。
    助かりました。ありがとうございます。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

  関連記事

ついに印刷会社が一台の機械になっちゃった

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。自動販売機ならぬ自動印刷会社が …

no image
デジタル加工された写真を復元

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。livedoor ニュース & …

Wordのデータ支給でフォントがない!!(フォント置換)

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。とんでも現場からこんにちは。 …

PhotoShopCS2でファイル保存ができない

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。WindowsXP上でPhot …

電子ペーパーいらない。印刷をレーザーで消す技術

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。なんだかいろんな技術が登場しま …

no image
僕がデザイナーを辞めた理由

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。休みに入ったけど、カレンダーが …

CSSでWebサイトをセンタリングさせる方法

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。まあ、今さら感漂いますが一応自 …

ファミコン版Googleマップ登場。ドラゴンクエストの竜王も

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。Googleマップで冒険に出よ …

no image
「zenback」のツイートボタンは @zenback へのメンションになる

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。今度は「zenback」のちょ …

no image
最近のフォント事情

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。かつて、フォントというとビット …

血液型オヤジ