タスクマネージャーでプロセスを調べてみた part3
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。
会社に新しいパソコンが入りました。
今まではDELL製品が多かったのですが、今回はなぜかHP(ヒューレットパッカード)製品。
代理店の話ではヒューレットパッカード社はXPがインストールされているモデルが多いそうです。
そう、わざわざVistaにする必要性が感じられないためもちろんOSはXPです。
DELL製品もそうでしたがHP製品も比較的プリインストールアプリケーションが少ないのはうれしいのですが、
それでも余計なソフトは付いてくるわけで、そういったものはすかさず削除しております。
が、それでも消えないプロセスもあったりして。。
そこで、今回は導入されてすぐ不必要なプロセスを遮断してしまおうということで、
またまたタスクマネージャのお世話になりプロセスを調べてみました。
今回も今まで紹介したプロセスは省いています。
■atchk.exe(削除可?)
インテルのボードについているインテル® アクティブ・マネジメント・テクノロジーが使うプロセスのようです。
□デスクトップ・ボード – インテル® アクティブ・マネジメント・テクノロジーのトラブルシューティング
このダイアログボックスを停止するためには下記の手順に従ってください。
1. [スタート] をクリックして [ファイル名を指定して実行®…] を呼び出します。
2. [msconfig] と入力し [enter] キーを押してください。
3. [スタートアップ] タブを開きます。
4. [atchk] のチェックボックスをクリックしてチェックを外して [OK] ボタンをクリックしてください。
停止方法が書いてあるということは停止してもいいってことですよね。インテルさんっ。
「プログラムの追加と削除」で「インテル® アクティブ・マネジメント・テクノロジ」を削除しても消えました。
動作に問題もないようです。
なお、似ているけれど「インテル® マネジメント・エンジン・インターフェイス」のほうは削除しちゃいけないみたいです。
□Intel Management Engine Interfaceとは何でしょうか? – 教えて!goo
インテルマネジメントエンジンインターフェイスはシステムデバイスです。(マザーボードに関するシステムデバイス・グラフィック等)
ですからパソコンにとって一番大事ところになります。
ところで、インテル® アクティブ・マネジメント・テクノロジーってなんなんでしょ?
□インテル® アクティブ・マネジメント・テクノロジーでエンタープライズ管理コストを削減
セキュリティや管理が楽になるんですかねぇ? 結局よくわかりませんでした。
以下「インテル® アクティブ・マネジメント・テクノロジー」関連のプロセスです
■atchksrv.exe(削除可?)
□Process information for atchksrv.exe(和訳)
■LMS.exe(削除可?)
ローカル・マネージャビリティー・サービス (LMS) というらしい。
■UNS.exe(削除可?)
こちらは「ユーザー・ノーティフィケーション・サービス」。
□インテル AMT 2.5 ローカル・マネージャビリティー・サービス (LMS)およびシリアル・オーバー LAN (SOL) ドライバー(Winodws XP/Vista)
それぞれ「インテル® アクティブ・マネジメント・テクノロジー」削除することによって消すことができます。
ただし、これらを削除するとシステムが不安定になる可能性もある※注ので注意が必要です。
■DLACTRLW.exe
□怪しげなプロセス… -OKWave
「Roxio DigitalMedia Plus v7.2.1」(CD/DVDライティングソフト)が使っているプロセスです。
■igfxsrvc.exe
□igfxsrvc.exe – ある何が igfxsrvc.exe?
■igfxtray.exe(削除可)
□igfxtrayとは?:あ!早い!と感じるWindows プロセス検索
両方ともインテルのグラフィックボード関係のようですがigfxsrvc.exeは削除不可、igfxtray.exeは削除可のようです。
ちなみに前回出てきた「igfxpers.exe」も削除可でした。
■issch.exe(削除可)
□isschとは?:あ!早い!と感じるWindows プロセス検索
インストールシールド関連のアップデートのプロセスです。
インストールシールドってのはインストーラ開発ツールだそうですが、
そんなものいらないので削除。
□インストーラ開発ツール InstallShield製品(インストールシールド) 【ネットワールド】
■iviRegMgr.exe(削除可)
□DVD/ビデオ再生 – InterVideo WinDVD 8 Platinum – Corel Corporation
このソフトに関してのプロセスのようです。使わなければ削除可
■LightScribeControlPanel.exe(削除可)
□ITmedia PCUPdate:本体だけでレーベル印刷が行えるLightScribe対応ドライブ――「DW1625」を試す (1/3)
■LSSrvc.exe(削除可)
□lssrvc.exe – ある何が lssrvc.exe?
こちらで使用するプロセスのようです。こちらもLightScribeを使わなければ削除でかまわないけど便利そうなので削除しないことにしました。
■McNASvc.exe
□マカフィー – ウイルス対策と侵入防止ソリューション
こちらもMcAfee関係のようです。前回はたまたま起動していなかったのかもしれません。
■mDNSResponder.exe(削除可)
□mDNSResponder.exeとFNPLicensingService.exe – ちずのメモ帳
これはAppleのBounjourというサービスのプロセスで、設定不要のネットワークを構成するというもの。
―中略―
CS3シリーズは、Adobe Version Cueがこれを使用するようです。
VersionCueを使用しないのであればプロセスを殺しても問題はないと思います。
とのことです。「Bounjour」に関しての詳細は以下より。
□[231378]Creative Suite 3 および CS3 アプリケーションからインストールされる Bonjour サービスについて
■msmsgs.exe(削除可)
メッセンジャーです。削除に関しては以下のリンクを参考に。
□MSNメッセンジャーの削除について – 教えて!goo
■pthosttr.exe(削除可?)
「HP ProtectTools Security Manager」本体です。
うるさいので削除してもいいと思うのですが、起動時に関係しているようで注意が必要
以下「HP ProtectTools Security Manager」関連のプロセスです
■hpqWmiEx.exe(削除可?)
□hpqwmiex.exe – ある何が hpqwmiex.exe?
■pthosttr.exe(削除可?)
□pthosttr.exe – ある何が pthosttr.exe?
■IfxPsdSv.exe(削除可?)
□Process information for IfxPsdSv.exe
以上がHP ProtectTools security managerと直接かかわりのあるプロセス
■IFXSPMGT.exe(削除可?)
□ifxspmgt.exe – ある何が ifxspmgt.exe?
■IFXTCS.exe(削除可?)
□ifxtcs.exe – ある何が ifxtcs.exe?
■PSDrt.exe(削除可?)
□psdrt.exe – ある何が psdrt.exe?
以上がインフィニオン関連のプロセス
□インフィニオン、Windows Server 2008に対応したTrusted Computing Management Serverソフトウェア・スイートを発表 – Infineon Technologies
HP社のキャロライン・ボスコ氏(HPビジネスPCのワールドワイド・セキュリティ・マーケティング担当マネージャー)は次のように述べています。「TPM導入のリーダー企業であるHPは、『HP Embedded Client Solution』を標準機能として多くのデスクトップやノートブックPCに提供しています。インフィニオンのTCMSを利用することで、一元化されたIT管理インフラを通じ、HPのセキュリティ・ソリューションの統合と管理をシームレスに行うことが可能になります」
インフィニオンというところの技術をHPが導入しているということのようです。
■scardsvr.exe(削除可)
□Windows2000/XPの主なサービス一覧
スマートカードへのアクセスの管理と制御を行う。これはセキュリティキーとして使うSmartCardの事なので、記録メディアのスマートメディアでは無い。「手動」でOK セキュリティキーとして利用していない場合は 「無効」 でいい。
スマートカード(ICカード)を使うときに使用するプロセス。
「HP ProtectTools Security Manager」でスマートカードを使うのかもしれません。
それぞれ「HP ProtectTools Security Manager」を削除することによって消すことができます。※注
ちなみに「HP ProtectTools Security Manager」を完全に削除するためには
「BIOS Configuration for HP ProtectTools」「Credential Manager for HP ProtectTools」「Embedded Security for HP ProtectTools」を先に削除する必要があります。
■SAService.exe
□SAService.exeについて – 教えて!goo
これもMcAfeeの取りこぼしみたいです。
■Scheduler.exe(削除可)
□shareEDGE プロジェクト-アプリケーション データベース
なんだかわからんけど削除しても平気らしい。ってか、スパイウェア?
■SMax4.exe
□SoundMAX – 教えて!goo
前回出てきた「smax4pnp.exe」同様、SoundMAX関連プロセス。
サウンドデバイスにもよりますが、こちらは削除しない方がよさそうです。
■不必要なプロセスを削除する方法
2. 「スタートアップ」タグをクリックして外したいプロセスのチェックを外す。
なお、スタートアップ項目にタスクマネージャに表示されているイメージ名から拡張子「exe」を省いた文字が表示されているのが一般的だが中には別名のものもあるので注意が必要です。
※注意
現在、僕のパソコンに上記「インテル® アクティブ・マネジメント・テクノロジ」と「HP ProtectTools Security Manager」は入ったままです。
実は上記二つを削除したことで不具合っぽいことも起きたので念のためご報告します。
まず、「HP ProtectTools Security Manager」をいきなり削除しました。
特に問題もなくつかえていたのですがちょっとだけ起動に時間がかかっていたような気がします。
次に「インテル® アクティブ・マネジメント・テクノロジー」を削除しました。
こちらも特に問題なかったのですが、その後、消してはいけないといわれている「インテル® マネジメント・エンジン・インターフェイス」を削除してみちゃったり「システムの復元」で復活させたりまた削除したりしていると。。
ブルースクリーン登場から起動不可になってしまいました。
もしかするとがんばれば復旧できたかもしれませんが、
もともと、入ったばかりのシステムだったのでさほど復旧に執着せず、すかさずOS再インストールしてしまったので、直接の原因等は一切分かりませんでした。
おそらく「インテル® マネジメント・エンジン・インターフェイス」の削除が響いているのではと思いますが、念のためご報告しておきます。
ちなみに、現在の環境「Core2Vpro」+「インテル® アクティブ・マネジメント・テクノロジー」+「HP ProtectTools Security Manager」でもテキパキ動いていますよ。
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