ダブルトーンの画像がつぶれる
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。
最近、自分が印刷会社で働いていることを忘れてしまうほど、印刷の仕事をしていません。
先日たまたま現場会議があって、僕もWeb系代表として参加しているのですが、
その時に話題になったダブルトーン及び2色分解のことを書いておこうと思います。
ダブルトーンと2色分解のことを簡単に説明します。
どちらも出来上がる版は2版となります。

(濃度(カーブ)だけは微妙に調節できます)
モノクロ画像に深みを持たせるために使うことがあります。

なるべく元の画像の色合いを表現しようというものです。
一番の違いは「版が違う」ところでしょう。
以下に画像も乗っているより詳しい解説をご紹介します。
「ダブルトーンとツインカラー(2色分解)の違い」
で、何が起こったかというと、
「ダブルトーンで作った画像が印刷時につぶれてしまう」そうです。
もともとうちはカラーマネジメントがないというとんでもない印刷会社なのですが、
それにしてもひどすぎるつぶれ具合です。プリンターだとまともに出てるそうです。
結局最終的にはダブルトーンは使わない。2色分解を使う。ということになりました。
その会議の場で話題になったのですが、
DTP化が進み、モノクロや2色(特に2色)よりも、カラー物の方がずっと作りやすくなってきました。
お客さんはおそらく値段を下げさせるために1色、2色って頼むんだろうけど、
制作者側は2色にされたがためにかえって時間がかかってしまうことがあります。
インクをケチらないで、同じ値段でフルカラーでやっちゃったほうがいいのに。。
特に苦情を言いたくなるのは3色カラーってヤツ。
Photoshopのチャンネルミキサー使えば比較的簡単にできるけど、
これに限ってはみんな4色でやっちゃってるようです。
※2008年6月27日一部修正
アドセンス広告メイン
関連記事
-
-
PhotoShopCS2でファイル保存ができない
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。WindowsXP上でPhot …
-
-
多様化するインタフェースについていけない(Tカードでe席リザーブ)
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。昨日、映画を見に行きました。「 …
-
-
Illustrator(イラストレータ)でアピアランスがいちいち適応されるのを防ぐ方法
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。せっかくの便利な機能「アピアラ …
-
-
フーツラ(Futura)もどき?を無料でダウンロードできるサイト
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。とある理由により、「Futur …
-
-
エンター(ENTER)キーの次に大事なキーはバックスペース(BACKSPACE)?パソコンのバックスペースキーが効かなくなって作業効率大幅に落ちる
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。いやいや、困ってしまいました。 …
-
-
印刷会社の年賀状印刷 (12/2追記)
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。みなさんは「年賀状印刷」はどこ …
-
-
新しい流れ。雑誌「ぴあ」電子書籍で復活!
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。今年の7月21日に最終号を発売 …
-
-
ツイッター(Twitter)の仕様変更で「EasyBotter」が動かなくなったのでバグフィックスした
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。数日前からつぶくまくんのつぶや …
-
-
iPhone(アイフォーン)にロックをすり抜けるバグ (10/29追記)
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。もう、色々なところでニュースに …
-
-
ホットペッパー
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。今、ホットペッパーの広告を作っ …
- PREV
- 904iTVに見るヒットキーワードの推測
- NEXT
- 「プロフ」が流行った理由