ドイツで18時以降の仕事を、日本でも12時間以上の労働を禁止へ。それでも働く日本人
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。
そもそもからして仕事(労働)という定義が自分にはよく分かってないのかもしれません。
何か事をなしてお金を得るのが仕事の定義だとしたら、カツアゲや乞食行為だって立派な仕事となるわけです。
むしろ、人の役に立つというのが仕事の定義だとしたらそれはボランティアだって立派な仕事となってしまいますし。。
辞書には、
□ しごと【仕事】の意味 – 国語辞書 – goo辞書.
1 何かを作り出す、または、成し遂げるための行動。「やりかけの―」「―が手につかない」
2 生計を立てる手段として従事する事柄。職業。「将来性のある―を探す」「金融関係の―に就く」
3 したこと。行動の結果。業績。「いい―を残す」
4 悪事をしたり、たくらんだりすること。しわざ。所業。「掏摸(すり)が集団で―をする」
5 《「針仕事」の略》縫い物。裁縫。
「お前急に一つ―をしてくれんか」〈紅葉・多情多恨〉
6 力学で、物体が外力の作用で移動したときの、移動方向への力の成分と移動距離との積。単位はエネルギーの単位ジュール、その他ワット秒・ワット時など。
と、いろいろな説明が書かれていて埒があきません。
やっぱり、最初にあげた2つの定義を合わせて「人の役に立つ事を成してお金を得る」というのを個人的な仕事に関する認識としておきましょう。
そうでもしないと話にならんのです。
難しいのは「人の役に立つ」の認識ですね。
人間の行う行為はどんな行為でもなんらかの役に立っているというのが自分の考えですので、つまり、結果的には「お金儲け=仕事」という形になってしまうのかもしれません。
PDCAサイクルで考えると悪行もそれを静止させる為の知恵を生み出すということで生産的な行為じゃないかと思っているわけです。
ですから、こんな行為も立派な仕事だと思ってるんですよね。
- ブロガー
- チャットレディ
- ネットトレーダー
- RMT
つまり、自宅警備員(ニート)やりながらでもいくらでも仕事はできるんじゃないかと。
と、自分の仕事論はこの辺りにして二つほど仕事に関するニュースを紹介。
□ ドイツが午後6時以降の仕事を禁止へ・・・午後6時以降・週末に仕事を行う人は、うつ病や何らかの心の病なかかる可能性が高くなるという研究結果により:ハムスター速報
ドイツの連邦労働大臣アンドレア・ナーレス氏は、長時間の労働が人の心に及ぼす影響についての研究を根拠として、午後6時以降に仕事をすることを禁止する方向で、2016年までに法改正を進めることを示唆しました。
ドイツが進んでいて日本が遅れている。というわけではないのでしょうが、なんと、ドイツで午後6時以降の仕事を禁止しようという動きがあるそうです。
まあ、現代社会ですからこれはあってもいいんじゃないかなぁと思いますね。
「仕事」→「発展」→「仕事」→「発展」の時代は終わり、「仕事」→「維持」→「余暇」→「仕事」→「維持」→「余暇」でいいと思います。
あとは何のために仕事してるかですよね。
金のため、家族のため、自分のため、特になし。
「特になし」って人が多いのが今の日本なんじゃないかなぁ。。
「別にやることもないし、会社行ってるほうが生活リズム崩れなくていいし。」なんて感覚でだらだらと会社に居続けてしまう。
もうちょっとやりたいことを明確化させ、人生の目標を成し遂げるために仕事や毎日の生活を送ってほしいもんです。
なんて日本の労働者を評価してみましたが実は日本でも以下の様な動きがあったりします。
□ 「労働者を1日12時間以上働かせてはいけない」労働弁護団が「過労死防止」試案発表|弁護士ドットコムニュース
長時間労働を抑制するための2つの法改正案を提案した。
その2つとは、(1)「総労働時間」の上限を定めることと、(2)勤務が終わったあと次の勤務までの間に、しっかり休める時間を確保する「勤務間インターバル」の規制を作ることだ。
●1週間に働けるのは「55時間」まで
(中略)
具体的な数字としては、時間外労働を含めた労働時間全体の上限を1日あたり10時間、週あたり48時間とする。労働協約による延長を認めるが、それでも1日12時間、週55時間を限界とする。さらに時間外労働は、年間220時間までとしている。
●勤務と勤務の間の休息「11時間以上」を義務化
(中略)
このルールが導入されると、一回の勤務が終わってから「11時間以上」経たなければ、次の勤務が開始できなくなる。たとえば、午前0時まで働いたら、翌日は午前11時からしか勤務できなくなるわけだ。
レベルが違うけど、これはこれでいい動きといえばいい動き。
実は現状も働ける時間は決められているのですが、「特別の事情」があれば、それを延長する協定が結べる
という決まりがあるため守られていないのが実情。
まずはこれをやめ、場合によっては罰則化も検討しなきゃいかんと思います。
結局働いちゃう人っていうのは「時間」=「お金」で縛られちゃってる人だと思うんですよね。
時給という制度をもっと別のなにかいい制度に変えられないかと思うのですがどうなんでしょうかね。
もっとも、前SEで働いていた会社は年俸制ですが、多くの社員がサービス残業をフルフル行うと変わった会社でした。
ということは、やっぱり別のなんらかの認識が働いているのでしょうか?
このあたり、自分にはさっぱりわからんところなのですが、誰かわかりやすく教えて下さい。
最後に前述の仕事論に戻ってしまうのですが、自分の考えている行為が仕事(労働)だとしたら、
おそらく、上記の法律は成り立たなくなってしまうと思います。
法律的に仕事(労働)といった場合には会社員として働くことを指しているのでしょうね。
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