「警告」が出てWebサイトにアクセスできなくなった時の対処法
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。
いつからこんな機能がついたのかは不明だが、googleのウェブマスターツールでサイト内に「マルウェア」があるかどうか分かるようになっていた。
ところが、この「マルウェア」診断システムかなり厳しいようで、あるお客さんからサイトにアクセスすると「ウイルスに感染しています」と表示が出るとのメールをいただいた。
試しにアクセスしてみると、

こんな表示だったり。
変なことはやっていないはずなのにこれはおかしい。
で、色々調べてみると、どうも、PDFファイルに幾つか怪しいヤツがあることが判明。
読み込み途中にエラーが発生している。
そういえば、PDFやFlashはセキュリティホールが多かったなぁ。
「CNET Japan」では頻繁にAdobe ReaderとFlashのセキュリティホールの記事を見かけていた。
で、PDFファイルをしっかり作りなおさせ、入れ替えてから以下の手順でGoogleに再審査を申請。
- ウェブマスターツールで該当のサイトの管理ページへ行くと、「このサイトは悪意のあるソフトウェアを配布している可能性があります。」と言われるので「詳細」をクリック。
- 「サイトから有害なコードが検出されました。(中略)有害なコードをサイトからすべて削除し、侵害の原因となった根本的な脆弱性に対処したら、サイトの審査をリクエストできます。」とあるので「審査をリクエスト」をクリック。
- 「StopBadware.orgのウェブサイトのセキュリティに関するヒントに基づいて、サイトからマルウェアまたはマルウェアのリンクを削除したことを保証します。」にチェックを入れ、「審査のリクエストに関するコメント」に状況説明を書き加え、「審査をリクエスト」をクリック。
- 当然ながらすぐには審査結果は出ません。
- しばらくして同じサイトの管理ページの「診断」→「マルウェア」を見ると、「このサイトの審査が終了しました。このサイトは問題ないことが確認されました」と表示され、やがてサイトにアクセスできるようになります。
まとめると、見に覚えがないのに上記のような警告画面が出てサイトにアクセスできなくなってしまったときは、PDFファイルもしくはFlashを疑うこと。
PDF及びFlashは常に最新バージョンを使って書き出したほうがいいこと。
以上となります。
それにしても社風だから仕方ないのかもしれないけれど、OSやアプリケーションのアップデートをしないことしないこと。
今回の件も、Adobe Acrobatをしっかりとアップデートしておけばおそらく何ら問題なかったハズ。
一部の管理職に「余計なことはするな」 という風に教育されちゃってますからねぇ。。
アドセンス広告メイン
関連記事
-
-
北朝鮮で色々【今週のトピック】
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。たまたま北朝鮮のネタが2つ入っ …
-
-
「Certified Toolbar」に感染した時の対処法
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。訓練校の生徒さんからぜひ紹介し …
-
-
やられた!ある意味「秀逸」な迷惑メール
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。コラブロさん「ネタのタネ」第3 …
-
-
AD-Butterfly(アドバタフライ)でブログが閲覧不可に
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。一部の方には非常にお見苦しいと …
-
-
鍵のマークも信用できないかもしれない
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。ちょっと気になるニュースがあっ …
-
-
McAfee(マカフィー)の「ウイルス被害疑似体験サイト」が怖い
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。最近、怖い怖い言ってることが多 …
-
-
ツイッター(twitter)「RT(リツイート)」のルール2つ
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。先日、ZAKZAKに以下のよう …
-
-
資本主義すげぇ!! 電話料金支払い済んで5分でインターネット
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。お恥ずかしい話なのですが、この …
-
-
なんか色々やばい。iOS7はパスコードを設定しないとパスワード、クレジットカード番号等が丸見え【iPhone】
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。先日、「iOS 7」にパスコー …
-
-
液晶モニタにはデガウスがない
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。いやぁ、お恥ずかしい。。 液晶 …