新・元地方の中規模印刷会社で苦悩するWebデザイナー改めWebディレクターの日記

自由な20代、窮屈な30代を経て、遂に40代になっちまったWebディレクター&パソコン講師の覚書と思う言(こと)。略称【ちほちゅう】

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ウェブはバカと暇人のもの【書評】

      2014/11/10

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1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。

思い切って書評なんてしてみました。

最初「ウェブはバカと暇人のものを読んで」なんていう小学生の読書感想文みたいなタイトルつけようかなと思ったのですが、SEOを考えて「書評」としてしまいました。
実際は書評なんて大それたことできるような人間じゃありませんが「個人ブログ」=「自己表現の場」と言うことで思い切って書評させていただきます。

ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書)ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書)
著者:中川淳一郎
販売元:光文社
発売日:2009-04-17
おすすめ度:4.0
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よくある書評に「ウェブ進化論」の真反対を行くといったような本だとか書かれていますが、実は僕は「ウェブ進化論」を読んでいません。
この本を読んでから読もうかなぁとも思ったけど、全部読み終えてやっぱり読むのをやめることにしました。
なぜかというと、この本にウェブの大勢が殆ど書かれているから。

ウェブ進化論」は理想。「ウェブはバカと暇人のもの」が現実。
現場の人間が肌で感じ取った経験からの意見は強い。(ウェブで肌で感じ取るってのも変だけど。。)
したがって唯物論者の僕にとって理想「ウェブ進化論」は必要ないと判断しました。
著者の梅田氏自身も「残念」とあきらめてしまってますしね。

と、意外と好感触なのですが、副題の「現場からのネット敗北宣言」は間違っていると思う。
現状のネットを見て僕は決して敗北とは思いません。ただ、それが現実なだけ。

それでは、各章ごとに感想及び僕の考えを述べていきましょう。

【ネットのヘビーユーザーは、やっぱり「暇人」】
僕も以前ブログに似たような記事を書いたことがあるのですが、あらためてこの本を読んで「やっぱりそうなんだ。」と再認識させられました。
具体的な事例を数多く挙げ、非常にわかりやすかったです。
以下、僕が過去に書いたネットに関しての記事を紹介します。
日本のWebは残念だとかそういう話
レベルが低いのは日本のメディアか日本人か?

【現場で学んだ「ネットユーザーとの付き合い方」】
この章が一番勉強になった。ある意味実用書として捕らえてもいいかもしれません。
特に「ネットでウケるネタ」の9項目は覚えておきたいところです。
具体的な内容は書籍を読んで確認してください。
ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書) [レビューを見る]

【ネットで流行るのは結局「テレビネタ」】
これも同感。読む前から思っていたことをあらためて納得させていただきました。
これも過去に記事にしていましたね。
「松本人志」YouTubeを動画ジャック!!
TV見ません。雑誌読みません。

【企業はネットに期待しすぎるな】
期待しすぎるなという意味では同意、ただしここに関してはちょっと見識が違う部分もあった。
たとえば「ブランディング」に関して。
田舎の工場あたりだと、見られているかいないかは別としてカッコいいホームページを持っていることがブランディングになることもある。
で、多くの「バカ」に見られるよりも一人の「上顧客」に見てもらえ、「すばらしい会社だ。」と思わせればそれでOKなのだ。
全体的にどうも、PV至上主義になっているように感じる。
サイバーエージェントの人だから仕方ないのかなぁ。
「ネットは居酒屋のような場所」って表現は最高でした。

【ネットはあなたの人生をなにも変えない】
ここは明らかに違う。
ネットが人生を大きく変えることはなくとも何らかの変化は与えているはずだし、中にはネットにより人生を大きく変えた人もいる。
ただ、テレビ同様(もしくはそれ以下)の単なる生活インフラであって、宗教的に人生を変えてしまうようなものではないのはあたりまえ。
(中には宗教的にインターネット信者になってしまっている人もいるかもしれないけど。。。)

そして、最後の「ネット敗北宣言」
著者の中川淳一郎氏は「ウェブ進化論」の著者梅田望夫氏が「残念」と感じたように今のこのネットの現状を「敗北」と感じたようだ。
ただし、僕は決して今のネットの現状を「敗北」だとは思わない。
与えられたインフラをうまく使えていないだけ。
ウェブの世界の進化が速すぎて一般人には使いこなせなかっただけなのだ。
そういう意味でインフラの整いつつあるウェブの進化が起こるのはこれからだと思う。
(そう考えたら「ウェブ進化論」も読んでみる価値があるかもと思えてきた)

最後に有名ブロガーさんたちのちょっと視点の変わった書評を紹介。

おい中川淳一郎。ちょっと待て。何だそのクソサイトは: 切込隊長BLOG(ブログ) Lead‐off man’s Blog

中川氏が責任編集をしているというアメーバニュースというのは訪れない日々が続いておりまして。
 で、某誌編集者から「どうですか」という照会があってアメーバニュースを観に逝ったんですが… 何ですかこれ。酷い有様です。ニュースサイトというには凄まじい脳筋ぶりで、ニュースの一本一本が知力ゼロの脱力感溢れるどうでもいい記事の列挙じゃないですか。そりゃ馬鹿と暇人が集まる仕組みになっているわけですよ。

隊長による辛口コメント。
僕もアメーバニュースはそんな読まないのですがそんなにむごかったんですね。
アメーバニュースのターゲット層は間違いなく「バカ」だということでしょう。
ただし、本の内容に関しては別の記事で絶賛しております。

404 Blog Not Found:梅田望夫と中川淳一郎の共通点 – 書評 – ウェブはバカと暇人のもの

ネットが本当にすごいのは、本当は「だれのものでもない」はずなのに「だれかのもの」だったものごとばかりのこの世界で、本当に「だれのものでもない」を実現したことだ。道路ですら政府という「だれか」がいるのに、ネットにそれに相当する者は、誰もいない。なのに「おれのもの」にしようとする試みはことごとく排除されてきた。そうしようとした試みは何度もあったし今も行われている。Windows 95のデフォルトのネットワークプロトコルはTCP/IPではなかったし、中国は今もなお「少なくとも自国のネットは自分のもの」にしようと懸命の努力をしている。
にも関わらず、少なくとも今のところは、ネットはだれのものでもない。

さすが弾氏目線が違う。
考えてみれば誰のものでもないものってそうそう世の中にないですよねぇ。

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