新・元地方の中規模印刷会社で苦悩するWebデザイナー改めWebディレクターの日記

自由な20代、窮屈な30代を経て、遂に40代になっちまったWebディレクター&パソコン講師の覚書と思う言(こと)。略称【ちほちゅう】

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これぞ電子書籍の可能性、誰でも本が出せる時代がやってきた!!

   

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1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。

ブロガーとして尊敬もし、かつ、読者としてはいつも楽しい記事を読ませていただいている「小鳥ピヨピヨ」の「いちる」こと清田一郎氏(著者としては「清田いちる」と名乗ってます)が、リアル中二病のときに書いたという小説をAmazonにてKindle版として販売して話題になっています。

□ 僕が中2(14歳)のとき書いた小説『我が名は魔性』を公開します:小鳥ピヨピヨ

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ちなみに出品手順は非常に簡単。
 「Kindle ダイレクト・パブリッシング」にAmazonアカウントでログインし、商品(本)を登録。価格を設定すればOK。
ヤフオクのような出品手数料は一切かからないので無料で本を販売することができます。
当然、それ以前に本のデータを作らなければなりませんが、WordやHTMLでもOKとのことで、そんなに面倒くさいことをやらなくても良さそうです。
強いてわがままを言わせてもらえれば、PDFにも対応していてほしかったですねぇ。。

なお、WordPressで書かれたブログをKindleの電子書籍として販売するまでの具体的な手順が以下のサイトに書かれています。
□ Amazon Kindle ストアに自分のブログ記事を電子書籍化して出品してみた 

いちる氏の該当の書籍に関してのレビューは差し置いておいて、ここでは誰でも簡単に本を販売できるようになったことについてちょっとコメントしたいと思います。

Amazonにて販売できる電子書籍は当然ながらKindle版のみ、読むためにはKindleが必要になってきます。
Kindleには専用機(電子ブックリーダー)はもちろんのことiOSアプリ(iPhoneやiPad)やAndroidアプリ、パソコン用のアプリもあるので、基本的には電子媒体であればどんなものでも読めるわけです。
しかもアプリは全て無料。

ちなみにパソコン版に関しては日本では使えないかもしれません。
□ アマゾンの電子書籍、kindleをパソコンで読む | うらかんじ.com 
そんな時はAndroidエミュレーターをPC上で走らせて読むというのが上記記事です。

今時、スマートフォン、またはパソコンを持っていない人はいないでしょう。
つまり、殆どの日本人が読める環境にあるということになります。

一方で制作、販売する側。

制作に関してはHTMLやWordでの書類に対応しているのが大きいですね。
パソコンであれば殆どにWordは入っていますし、入っていなくてもGoogle Docs等でWord形式での書き出しができます。
つまりこれもパソコンさえあれば誰でも制作可能ということになります。

販売に関してはこれは全てAmazonが委託してくれるわけですから全く問題ありません。
ただし、ロイヤリティとして売上から数割(3割?)引かれてしまうのですがこれはまあ、当然でしょう。

まとめるとパソコンがあれば制作できインターネットに繋がっていれば販売できるのです。

ということで、これは書籍の流通革命のみならず、ビジネスモデルの革命でもあるように感じます。
自己表現が直接収益につながってくるわけですからね。
ただし、出せば売れるというわけではありません。
ただ、常にインターネットインフラ(ツイッターやブログ等)を使って情報を発信し続けていた人であれば、少なくても少しの収益にはなると思います。

自分も、機会があったらこのブログをまとめて出版してみようかなぁなんて思って来ました。
でも、どんなコンテンツがお金になるかというと、雑文ばかりのこのブログ、あまり売れないような気もしますねぇ。。 

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