平成版東京物語「東京家族」で世代間闘争は解決! #東京家族
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。
お正月に応募しておいた山田洋次監督の平成版東京物語「東京家族」の試写会に当選したので公開前の今日、観させていただきました。
実に数年ぶりに満員の映画館での映画鑑賞。
いつもあえてタイミングを外してなるべく空いている映画館でばかり観ていただけに逆に新鮮でした。
ちなみに「東京家族」は昭和の名作、小津安二郎監督の「東京物語」を山田洋次監督が現代版にリメイクした作品(と勝手に解釈)。
最近になって新幹線が停まるようになった品川駅を東京駅と間違えたり、スマホで新幹線を撮影している人がいたり、はとバスでは東京スカイツリーの紹介をしたり、あたふたとケータイに出る年配女性(お母さん)の存在など、現代を主張している感がところどころ感じられて面白かったりしました。
今回はペアで当選したので娘と行ってきたのですが、意外や意外、小6の娘も通して楽しかったと言っていました。
内容的にはなんてことない、田舎から出てきた両親とその息子、娘家族の日常を描いただけの映画なのですが、不思議と入り込んでしまい、トイレも極限まで我慢しての鑑賞。
これぞ、小津安二郎×山田洋次両監督によるマジックなのでしょうね。
会場では各種ソーシャルメディアを使ってのクチコミを呼びかけるチラシが配られました。
途中、大きな事件が起きるのですがこれをまたあえて脚色せず、淡々とストーリーが進んでいくのも良かった。
で、最後に待ち受けていたのがまさに個人的現代の一番の問題点「世代間闘争」に対しての回答。
それは、自然に任せることなのだと感じさせられました。
まあ、映画にテーマをもたせる自分のクセがまた出てしまいましたが、そんな穿った見方をしなくても、うちの娘のように純粋な心で見ても、これまた楽しい作品であることは間違いありません。
キャッチコピーにもあるように、これはまさに「あなたの物語」です。
登場人物の誰かにあなたを投影して、ほっこりあたたかい気分になれる。
そんな映画だと思います。
アドセンス広告メイン
関連記事
-
-
エナジードリンク(レッドブル等)の飲み過ぎでカフェイン中毒死。かつての都市伝説は真実だった
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。先日、「牛丼は体に悪くない」と …
-
-
「隠れ家 梟(ふくろう)」でつぶくま忘年会(埼玉県熊谷市)
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。先日、つぶくま忘年会を「隠れ家 …
-
-
クッキークリッカー(Cookie Clicker)のあまちゃん版「まめぶクリッカー」
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。クッキークリッカー(Cooki …
-
-
サンタクロースを信じればクリスマスに「リア充」になれる
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。リア充といえばいまやネット界で …
-
-
400ミリシーベルトは40万マイクロシーベルトで4億ナノシーベルト
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。東北地方太平洋沖地震による震災 …
-
-
政府公認? 厚生労働省が公表しているブラック企業一覧サイト「ブラック・ブラック企業」
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。厚生労働省が公表する労働基準関 …
-
-
「秒速5センチメートル」の新海誠監督の短編「だれかのまなざし」がYouTubeにて無料公開
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。実は、以前から新海誠監督の「秒 …
-
-
アニメ「ワンピース」の映画を初めて観たらなんだかとんでもないことになっていた。「ONE PIECE FILM Z」【映画評】
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。たまの平日1日だけの休日をどう …
-
-
近々ツイッター(Twitter)に動画アップロード機能が付くらしい
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。こんなニュースがあったんですね …
-
-
ユポとはなんのこと?紙とは違うの?
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。印刷会社にいたときにちょくちょ …