オートコンプリートの罠。さくらインターネットでメールが届かない
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。
便利すぎるがゆえに普通じゃ考えられないミスを犯したりもするもの。
いや、ぶっちゃけ自分の不注意です。
何でもかんでも確認せずにパッパとやってしまう自分がいけなかったんです。
オートコンプリートっていうのは以前解説しましたが、テキストを一文字だけ入力すると残りを過去に入力した文字列等から予測して表示してくれる機能です。
この、「過去に入力した文字列」 ってのが曲者で過去に間違えて入力してしまった場合でもしっかり入力候補として表示してくれちゃうわけです。
これを、さくらインターネットでサーバーを契約する際にやってしまいました。
しかも、お客さんの契約代行時にやってしまったという。。
ちなみに、契約代行に関しては過去に記事にしているこの辺りを参考に。
□ サーバー契約には「誕生日」、ドメイン取得には「登記情報」を聞くべし – ちほちゅう
何を間違えてしまったのかというと一番重要なメールアドレスです。
通常、メールアドレスの場合は確認のために2度入力するのが普通ですが、実は、性能の良いブラウザのオートコンプリート機能はなんと、確認のためのアドレスもしっかり補完してくれちゃうんですよねぇ。。
で、気づかずにすすめてしまうとアウトとなってしまう。
なぜ、アウトになってしまうのかというと、さくらインターネットのレンタルサーバーの場合、サーバー契約時にメールに重要情報が送信されるため。
特にFTPサーバー情報がわからくなってしまうことでWebサイトのオープンがずれ込む可能性もあります。
もちろん、電話連絡やその後のやりとりでFTP情報を入手することはできるのですが、早いが当たり前のこの時代、その日中にとりあえずサーバーにアップしたかったのでこれは痛いミスだったわけです。
ただ、ここで機転の利く方はおそらくアカウントIDをメモっておくとおもうんです。
実は、契約終了時の画面にはアカウントIDの表示があるんですよね。
こいつを覚えていさえすればアカウントIDおよび設定したパスワードでログインしてメールアドレス変更手続きが可能です。
ただし、これでもFTP情報がもらえるのは遅れてしまいますが。
まあ、そこまでしっかりした人がメールアドレスを間違えるとは思いません。
いずれにしてもオートコンプリートを過信しすぎた自分の大きなミスです。
で、どうしたかというと、もう、このアカウントは捨てて新しくアカウントを取得しようということにしました。
ただ、早くキャンセルしないと請求書が先方に送られてしまう。
契約代行なのでお客様のところに請求書が届くように手配していたんです。
じつは、これは頑張ったのですが無理でした。
というのは、キャンセルするのもWeb上からしかできなかったから。
結局まずはアカウントIDを受信可能のメールアドレスに送ってもらい、サイトにログイン。
Web上からサーバー契約のキャンセル手続きを行う形にして、届いてしまった請求書は破棄してくださいと先方に伝えるという方法を取ることにしました。
なんともかんとも。。
実はこれ、2度目なんですよねぇ。。2度あることは3度ある。気をつけなきゃいけません。
だったらオートコンプリート履歴を削除しろ。
ごもっとも。
ということで調べて記事にしたいと思います。
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