新・元地方の中規模印刷会社で苦悩するWebデザイナー改めWebディレクターの日記

自由な20代、窮屈な30代を経て、遂に40代になっちまったWebディレクター&パソコン講師の覚書と思う言(こと)。略称【ちほちゅう】

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スクラッチカードは特殊インクで再現可能(エコスクラッチ)

   

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スクラッチカードといえば「銀はがし」を思い浮かべる人が多いようですが、銀はがしでないスクラッチカードも最近では出てきているようです。
で、そちらであれば普通のオフセット印刷機でも印刷できるようです。

個人でもスクラッチカードの作れちゃうスクラッチシールなんてのもあるみたいですねぇ。

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どんなものかというと、

銀色のカスのでないエコスクラッチというものです。
これはコイン等で削ると色のつく特殊なインクを別版として乗せることによって実現できます。
つまり、特色として乗せるか、もしくは、もっとコストダウンを計りたいのであれば3色カラー印刷にして、1版この特殊インクを使うことで通常のオフセット4色機でスクラッチカード印刷が可能となるのです。

なお、銀はがしスクラッチの場合は通常のオフセット印刷をした上でスクリーン印刷で銀を乗せるといった作りになるようです。
□ 特殊印刷について | 印刷について

スクラッチカードで知られるスクラッチ印刷は、まずオフセット印刷で隠したい部分を含めたカード全体を印刷します。次に隠したい部分の上に透明なOPニス(オーバープリントニス/無色透明で耐水性や耐摩擦性を加えるために印刷物に塗る表面加工の1つ)でコーティングをし、その上にスクリーン印刷で銀色のスクラッチインクを厚めに印刷します。これが被膜となるので、コインなどでこすると、文字が出てきます。

確かにカスが出ないのはある意味エコなのかもしれませんが、スクラッチの醍醐味はやはり削りとるところにあるんじゃないかと思うわけです。
エコスクラッチでもまあ、スクラッチとしての機能は果たしますがやはり個人的には削りとるスクラッチの方がいいですねぇ。

ただし、雑誌の付録なんかによく付いているセロテープで剥がす薄い銀のスクラッチはあれは頂けません。
あれだったら、このエコスクラッチのほうがいいんじゃないでしょうか。

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