「沈まぬ太陽」が沈むのはいつ?
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。
あまりタイムリーではないんだけど先日「沈まぬ太陽」をDVDで見たのでその感想を書いておく。
例のごとくツイッターでつぶやきながらの鑑賞。映画館じゃできない。
それにしても、長かった。。
途中10分の休憩を挟む映画なんて初めて見た(実際の映画館でもあったのだろうか?)
ぶっちゃけ、前半は途中、寝かかった。
が、後半からどんどん面白くなっていった。
沈まぬ太陽 Blu-ray(特典DVD付2枚組)
出演:渡辺 謙
東宝(2010-05-28)
おすすめ度:
販売元:Amazon.co.jp
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「沈まぬ太陽」とは日本航空がモデルとなっている社会派小説を元にした映画。
労働組合、左遷、御巣鷹山の墜落事故、民間からの会長職登用、そして再び。。といったような内容となっている。
沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)
著者:山崎 豊子
新潮社(2001-11)
おすすめ度:
販売元:Amazon.co.jp
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結局のところ今の日本の企業、ことに、国も絡んでいる企業に急激な変化は訪れない。
ただ、なるようにしかならないのだというのが見終わって最初の感想。
したがって、恩地が正しいのか行天が正しいのかというとどちらも正しいとは言えない。
もちろん、間違いを犯してしまった行天が正しいワケないし、そこまでしてしがみつく恩地も微妙。
恩地が牛丼屋で息子に言われた「やめちゃえば」の一言が印象的だった。
全体的には悪と善、お互いが極端すぎてさすがノンフィクションと感じるところもあったが、まあ、良くも悪くも昔の企業ってこんなもんなのかなぁと思ったり。
もっとも、我々中小企業は規模は小さいながらも未だにこんな感じかもしれない。
だとしたら僕はもちろん、恩地だろうなぁ。
やはり、一番正しいのはひょうひょうと業務をこなし必要以上のことはやらず定時過ぎたらさっさと帰るスタンス。
「サラリーマンは気楽な稼業」と歌っていた植木等さんをお手本にするといいと思います。(古っ!)
それではそろそろツイートを紹介。(一部ネタバレ注意)
- TSUTAYAで「沈まぬ太陽」借りてきた。 posted at 15:03:12
- 途中で休憩の入るビデオなんで始めて。 posted at 16:25:41
- ってことは。ようやく半分終ったってことか?最上映まで5分とかでてる。 posted at 16:28:02
- なんか面白くなってきた。 posted at 16:45:59
- 民間出身の会長 vs 天下り役員 posted at 16:46:58
- 三浦友和 vs 渡辺謙 posted at 16:48:14
- やりましょう。 posted at 16:51:07
- ちょっと、善と悪の区別が極端すぎるな。まあ、しょせんフィクションだからね。 posted at 16:53:17
- 結局、利権組が勝ってその結果日航は破綻したと、そういう話なんですね。ようは、なるようにしかならないと。 posted at 17:58:20
会長の「やりましょう」のひとことで簡単にできてしまえることがなんでなかなかできないのか?
でも、これは我々中小企業でもあります。
結局、現場がトップに直接意見を言う場がないのが問題。
それをツイッターでやっちゃったので孫さんは凄い。
それから、こんなサイトを発見したのでこれから見る機会のある人は参考にしてみたらいいと思います。
□ 山崎豊子の最高傑作『沈まぬ太陽』を10倍楽しむ方法 : 沈まぬ太陽の登場人物と実名
最後にタイトルですが、「沈まぬ太陽」=「日本航空」と感じたので、沈まぬ太陽はやはり沈まぬ太陽なのか?もしくはやがて沈むのか。
注目して見ていきたいという意味を込めて付けました。
□ 「日航更生法申請 迅速で厳正な再建不可欠」:イザ! via:産経新聞(2010/01/20)
□ 日本航空等に対する出資決定について [PDF] via:企業再生支援機構(2010/8/31)
大きな地図で見る
日航機墜落事故の現場。
正確には御巣鷹山ではなく高天原山の尾根。
参考までに2009年11月15日にクライマーズ・ハイを見た時のツイート。
クライマーズ・ハイも日航機墜落事故が舞台となっていますがこちらは新聞社(報道)側の物語。
- 「クライマーズハイ」をASPIRE ONEで見てるなう。古っ! posted at 00:00:22
- 昔の新聞社は熱かったんだねぇ。。って、映画か。 posted at 00:55:38
- クライマーズハイ終わった。さて、こんどは「沈まぬ太陽」かなぁ。 posted at 01:19:02
- 「沈まぬ太陽」もフィクションみたいですね。 posted at 01:20:15
クライマーズ・ハイ [Blu-ray]
出演:堤真一
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(2009-01-01)
おすすめ度:
販売元:Amazon.co.jp
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