新・元地方の中規模印刷会社で苦悩するWebデザイナー改めWebディレクターの日記

自由な20代、窮屈な30代を経て、遂に40代になっちまったWebディレクター&パソコン講師の覚書と思う言(こと)。略称【ちほちゅう】

*

クリックジャッキングとは何?

   

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。

今朝、通勤途中でJ-WAVEで聞いた言葉。さっそく検索してみる。

クリックジャッキング:研究者が複数のブラウザに対する新たな脅威について警告:ITpro

すべての主要なデスクトッププラットフォームに影響のある,新たな恐ろしいブラウザに対する脅威に対する警告を発している。その対象となるのは,Microsoft Internet Explorer,Mozilla Firefox,Apple Safari,Opera,そしてAdobe Flashだ。

Google Chromeが入っていないがおそらく出たばかりなので調べる時間がなかったのだろう。
つまりは、全ブラウザ(+Flash)に影響のある脆弱性のようだ。

スポンサーリンク
 

この問題は確かにゼロデイ脆弱性で,すべてのブラウザに影響があり,しかもJavaScriptとは関係がないものだという。

この攻撃にはDHTMLを必要とする。

まず最初に疑ったのが、JavaScript(ActionScript)だったのだが、それとは関係がなくHTMLかブラウザのエンジンあたりの脆弱性をついた攻撃のようだ。

で、どういったことが行われるかというと。

 一言で言えば,悪意のあるウェブサイトに訪れた際,攻撃者はブラウザ上のリンクをコントロールできるというものだ。

具体的には。

ウェブページにJavaScriptを組み込むこともできる
フォームを埋めるようなこともできてしまう。
ページ内のあらゆるリンクを強制的にクリックさせることができる。

しかも

これは,ブラウザの動作する仕組みに関わる根本的な欠陥で,簡単なパッチでは修正することができない。

とかなり深刻なようだ。

対策としては。

もし安全を確保したければ,lynxを使って動的なことは何もしないことだ。

lynxってのはテキストブラウザで、僕もユーザビリティを確認するときにたまに使っている。
Lynx (ウェブブラウザ) – Wikipedia
ところが、ぶっちゃけlynxなんて使っていられない。
そこで、今のブラウザを安心して使い続けるためには

唯一の対策はブラウザのスクリプト機能とプラグインを無効化することだ。

これはこれで不便だ。

ただし、「ユーザーが悪意のあるウェブページを訪れると」とあるのがせめてもの救い。
つまり、悪意のあるウェブページにさえ訪れなければ大丈夫みたいだ。
子どもによく「知らない人について行っちゃいけません」っていうけど、
ネットでも知らない人からのメールについて行っちゃいけない。
知らないページに安易に足を運ぶなってことです。
でもそんなこと言われてもねぇ。。

 - Webデザイン, セキュリティ

アドセンス広告メイン

Comment

  1. johnny より:

    確かに怖い脆弱性ですね…現段階では不明ですが、最近SQLinjectionなんかで情報を改竄する手口が蔓延しているとニュースなんかでみたので、もし普段見ているWebサイトがSQLinjectionの脆弱性を抱えていて、レイアウトなんかが全く変わっていない改竄されたWebページにclickjacking攻撃が仕掛けられている場合をかんがえると、やはり公表されるまでNO scriptで対応せざる終えないのかなぁ……

johnny へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。

  関連記事

iPhone(アイフォーン)にロックをすり抜けるバグ (10/29追記)

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。もう、色々なところでニュースに …

貴方のWebデザイナー適性度をオンラインで確認してみよう

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。日々、パソコンの画面とにらめっ …

no image
gumiをやっている人は個人情報に注意しよう

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。SNSをやっていると、そこだけ …

昔の個人ホームページでやっていたこと

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。僕がホームページを作り始めたの …

Google Chromeではパスワードを保存しちゃいけない(Google Chromeでパスワードを確認する方法)

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。誰かにパソコンを貸すことがある …

「Adobe Creative Cloud」ユーザー注意! クレジットカード情報が抜き取られた可能性

要約すると、「9月11日~9月17日にかけて一部の顧客注文情報に不正アクセスがあった」とのこと。
Adobeの調査によると「不正アクセスにより顧客名、クレジットカード番号、有効期限等が抜き取られた可能性」があるということです。
つまり、「クレジットカードの不正利用」 の可能性があるとのことで、ご自身で調べていただきたいとのこと。

さっそく調べてみたところ、自分は一先ず大丈夫だった様子。
ただし、今後も危険性は拭えないので、注意が必要だと思います。

自分の場合は「Adobe Creative Cloud」を契約しているためにAdobe社にクレジットカード情報を提供していました。
とりあえず、仕事で使ってるもんだから今更解約もできないし。。
あとは、定期的にチェックしながらもAdobeさんを信じて沈静化を待つしかないのかもしれないですね。

なお、ちょっと前にニュースになっていたようです。
□ Adobeへのサイバー攻撃、不正アクセスの影響は3800万人に – ITmedia ニュース 

まさかこういったことが自分の身に振りかかるとは。。 

電子カタログ(デジタルカタログ)も差別化の時代へ

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。かつてはかなり高額だった電子カ …

no image
来年までごきげんよう

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。今年最後のブログになるのかな。 …

no image
SEOは難しい。

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。久々にSEOの話。

no image
えー!のぞき見し放題のGoogle検索コマンド発見

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。なんと、Google検索すると …

血液型オヤジ