自動運転の宅急便「ロボネコヤマト」藤沢市の一部でスタート

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。

え、時代はもう、ここまで進んでいたのですか？
なんと、自動運転を使った宅急便の実証実験が明日、17日より神奈川県藤沢市の一部でスタートするそうです。

ヤマト運輸とディー・エヌ・エー（DeNA）は4月16日、自動運転で荷物を届けることを見据えた「ロボネコヤマト」の実証実験を、4月17日から国家戦略特区である神奈川県藤沢市の一部エリアで開始することを発表した。

情報源: 自動運転で荷物届ける「ロボネコヤマト」がいよいよ開始–藤沢市の一部から – CNET Japan

最近、お昼の配達の取りやめを検討したりと、社員ファーストの動向が注目されている「ヤマト運輸」と、もはや、横浜DeNAベイスターズの名が板についてきたIT業界の異端児「DeNA」とがコラボして行うこの認証実験。
なんと、その名も「ロボネコヤマト」というそうです。

スマホ等と連携し、「ロボネコヤマト」が今、どこを走っているのかが分かるようになっているようです。
受け取りはクライアント（依頼主）が車内に入って自身の荷物の入った金庫を開けて受け取る仕組み。
金庫はおそらく、IDとパスワード等で管理されていて、それを知っている人にしか開けられなくなっているのでしょう。
さらに、時間指定なども可能だそうでして、時間になったら家の前等の指定場所にまで来てくれるようです。。
時間指定があるということは待ち時間等も発生する可能性もあるということですが、そういったときは駐車スペースでじっと待っていてくれたりしてくれるんでしょうか？
兎にも角にも、「ロボネコヤマト」くん、かなりのお利口さんのようです。

色々問題も発生するでしょうが、これ、おそらく近い将来実現するんじゃないでしょうかね。
そして、これを機会にバスなどの公共交通機関もこぞって自動運転化を進めていくようになっていくでしょうね。

そうなっていくと過労等による人為的な人身事故はどんどん減っていくでしょう。
が、一方、機械による誤動作での事故が起こってくる可能性があります。
これがどの程度起こるのかが気になってきますね。

実際、自動運転のプログラムには人を殺すプログラムも入っているようですから、
やはり、最悪そういったことも想定しているということでしょう。

Googleの推める車の自動運転を可能にするには「人を殺すプログラム」が必要とMIT

もう一つ気になるのが安全性を担保するためにかなり低速での運用となるんじゃないかというところですね。
とは言え、あまりに遅すぎるのも商売にならないので問題があるわけでして。。

個人的には、時々自動車で訪れる「石焼き芋屋」さんや「さおだけ屋」さんくらいの遅さなんじゃないかと予想してます。
当然、邪魔なときは追い抜いちゃえばいいのでしょうが、狭い道なんかで前をゆっくり走られてしまったらたまったもんじゃないでしょうね。

そういった部分でも様々なトラブルが発生しそうな気がします。
が、だからこその実証実験ですから。

いずれにしても明日からスタートの「ロボネコヤマト」は大注目。
おそらく、ツイッターなどで見かけたなどの情報が飛び交うでしょうから、明日以降はちょこちょこツイッターをチェックしてみようと思います。

ということで、最後にツイッターでの「ロボネコヤマト」の検索結果ページのリンク。
□ ロボネコヤマト – Twitter検索
明日以降、リンク先は大賑わいになってるんじゃないでしょうかね。