新・元地方の中規模印刷会社で苦悩するWebデザイナー改めWebディレクターの日記

自由な20代、窮屈な30代を経て、遂に40代になっちまったWebディレクター&パソコン講師の覚書と思う言(こと)。略称【ちほちゅう】

*

WordPressでコンテンツの一部(記事途中から等)だけに認証(閲覧制限)をかける方法

      2016/05/05

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。

まさか、当ブログにこのシステムを載せるとは思っていませんでした。
が、結構、際どいネタなどもやっているので、ここでひとつ、このシステムを導入したのは良かったかもしれません。

どんなシステムかというと、記事(コンテンツ)の一部をログインしていないと見れない状態にするシステムです。
ログインというのはWordPressのアカウントでのことになりますので、管理者アカウントしか存在しない当ブログなどでは、管理者としてログインしていないと該当の記事を読むことはできなくなるということです。

ただし、ゲストアカウント等を用意してそのアカウントをお伝えすることで一部の人にはお見せすることは可能にはなるんですけどね。

セキュリティ
鍵かけちゃいます!

スポンサーリンク
 

とっても簡単でした。

まずは、該当のテーマのfunctions.phpにソースを書き込みます。

テーマというのはWordPressのデザイン、外観等を司るテンプレートをひとまとめにしたものです。
多くはPHPファイルでできていて「wp-content」→「themes」に収まっています。
この中のfunctions.phpにスクリプトを書き込むわけです。

以下の手順でWordPress上で可能です。

  1. 「外観」→「テーマの編集」
    記事内アクセス制限01
  2. (編集したいテーマをプルダウンで選んで「選択」をクリック)←初期値がいま使っているテーマになっているはず。
    「テーマのための関数 functions.php」(どんなテーマにも必ずあるはずです)をクリック。
    記事内アクセス制限02
  3. ここに、以下のソースを書き込みます。末尾にでも書き込んでおけばいいと思います。
    function login_read_more($atts, $content = null) {
        if (is_user_logged_in() && !is_null( $content ) && !is_feed()) {
            return $content;
        } else {
            return 'ここは好きな言葉に変えられます';
        }
    }
    add_shortcode('auth', 'login_read_more');
  4. こんな感じですね。
    一応、わかりやすくコメント(記事途中から非公開)も付けてます。
    記事内アクセス制限03
  5. 最期に「ファイルを更新」をクリック。

これで、初期設定は完了。

そして、記事を書くときに表示させたくない部分を[auth]非表示部分[/auth]で囲みます。

具体的にはこんな感じです。

記事内アクセス制限04

ソース(テキスト)編集でなくてもOK。

ちなみに、上記タイトルにある[auth][/auth]をコピペしてもダメです。
ちゃんとした書き方をすると上記「[auth]非表示部分[/auth]」が消えてしまうので本来「[」と「]」であるべきところをそれぞれ全角の「[」、「]」に変えています。
角カッコは半角の角カッコ([])ですのでお間違いないように。

以上で完了です。

実際見た時はこんな感じ。

記事内アクセス制限05

本来、記事になっているところがプログラムで設定した「続きを読むにはログインしてね」になっています。

なお、管理アカウントでログインしているときはこうです。

記事内アクセス制限06

[autu]~[/auth]で囲んだ部分がちゃんと表示されて見れるようになります。
以上、非常に簡単ですね。

これで、全体を非公開にしなくても部分的に非公開にさせることができるようになりました。
前述のとおり、ゲストアカウントを用意して、ゲストでログインさせるようにすれば管理者以外の一般ユーザーでも見ることは可能になりますので、この辺りをうまく仕組み化してあげると、有料コンテンツなんてのもできちゃうかもしれません。

自分、そんなのやるつもりありませんから。

以下のサイトを参考にさせていただきました。
ありがとうございました!

情報源: WordPressでコンテンツの一部だけに認証をかける | Firegoby

プログラム作者さんはこういうの使うのアダルト系くらいかなぁなんて言ってましたが、アダルト系じゃなくてもこういうの需要あるんですよ。
過去にlivedoorブログの時は何回か似たようなことやってましたし。

そうか、その当時の記事もこれ使えばWordPress上でも完全再現できるのか。

いや、厳密にはログイン用アカウントも用意してあげないとだから無理ですね。
livedoorブログの時はmixiアカウントやオープンID等でもログイン、閲覧できましたから。

そこまでやろうとすると結構な工数かかっちゃうような気がしますねぇ。。ってか、可能なのか?

 - WordPress, セキュリティ , , , , , ,

アドセンス広告メイン

Comment

  1. […] メモメモ WordPressでコンテンツの一部(記事途中から等)だけに認証(閲覧制限)をかける方法 chihochu.jp/ichibu-ninsho/ 試してみて便利だとは思ったけど「ログイン」させるというのが難点。 […]

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

  関連記事

no image
Google Chromeはまだやめたほうがいい

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。□Google Chromeに …

シマンテック「ノートン」のアンチウイルスアプリに脆弱性。メールを受信するだけでパソコンが乗っ取られる危険性

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。こういう事象が起きてしまうと、 …

殆どのスマホユーザーの個人情報はFacebookに握られている

そう、それがシャドープロファイルと言われているものです。
そして怖いのはこのシャドープロファイル、Facebookアカウントを作ったことのない人のものまで作られているとのことです。

あるFacebookユーザーの連絡先にあなたの個人情報が書かれていたら注意。
その方がFacebookに連絡先へのアクセスを許可していたらあなたがFacebookをやっていなくてもアウトです。 

ではどうやったら防げるのか?
最近ではFacebookアプリがプリインストールされているスマホ(スマートフォン)も多いのでほぼ防ぐことは不可能でしょうね。

つまり、

過去にFacebookのアカウントを作ったことがなく、Facebookを利用している人とアドレスなどの交換をしていないという場合のみ「あなたのシャドープロファイルは作られていません」

とのこと。
Facebookのアカウントを作ったことがない人は結構いるんじゃないかと思います。
ただ、Facebookを利用している人とアドレス交換をしていない人なんて殆どいないんじゃないでしょうか?
そもそも、その人がFacebookをやっているのかどうか調べてアドレス交換するなんてことできないでしょうし。。

これから、こういった情報が一般的になってくると、自分のようにFacebookやってる感を前面に出している人なんかは逆に、嫌厭されてしまうような時代がきてしまうのかもしれません。
でもね。
結局は架空請求や先日被害にあった債権回収詐欺等、それを使う悪いやつがいなければ別に個人情報何ら問題ないんですよね。
だって、かつては電話帳(ハローページ)に普通に電話番号が載っていた時代があるんですから。
嫌な時代になっちゃいましたねぇ。。

あとはFacebookの技術を信じて、そういった悪い輩に個人情報が流れないようにしてもらうしかないですね。
よく、「あとは神のみぞ知る」なんてこと言うことがありますが、Facebookもそういう意味では神の領域に入りつつあるのでしょうか?
人間が神の領域に足を踏み入れるとどうなってしまうのか? 注目して行きましょう。 

no image
iモードフィルタはホワイトリスト方式?

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。子どもがどうしてもGREEをや …

「Microsoft Security Essential」だけじゃ不安。アンチウイルスソフトランキング2012

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。AV-TESTが行ったアンチウ …

Androidアプリ「Machin Chat」と「Real-チャット掲示板-」は電話番号を勝手に盗む

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。「これは怖い」なアプリを二つほ …

no image
また乗り換え?

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。McAfeeからウイルスセキュ …

アイキャッチ画像のない記事にまとめてアイキャッチ画像が入れられる「Auto Post Thumbnail」【WordPressプラグイン】

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。今回もブログ移転に関する記事で …

Facebook(フェイスブック)に同期された連絡先(電話帳)情報を削除する方法

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。なんかね。 おそらくiPhon …

「使ってはいけないパスワード」2012年版

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。先日、これの暗証番号版を紹介し …

血液型オヤジ