サラリーマンブロガー注意！ブログ収入が年間20万を超えたら確定申告が必要です

2014/05/27

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。

夢はブロガー一本で生計を立てていくことですが、さすがになかなかそうもいかなくて、
契約社員みたいなものですが講師業もやっているのが実情。
むしろそっちの方が収益的にはメインで、一昨年は年末調整をしていたので確定申告はしなかったんです。

でも、本当は一昨年あたりから年末調整だけではなく、確定申告もしなければいけなかったようです。
去年は、年末調整を辞め、確定申告にしたのですが忙しくてなかなかできず、
貴重な平日休みの先日、ようやく申告に行けたのですが、その時初めて気付かされました。

そもそもからして、副業収入に関しては、扶養控除の対象から外れる配偶者の収入と勘違いしていたようでして、年間100万を超えなければ申告しなくてもいいという認識だったんです。
ですが、会社員の副業は年間20万以上で確定申告が必要だったようです。
さらに個人事業主（フリーランス）の場合は1円でもブログによる収入があれば申告しなければならないそうです。

といったわけで、どういった書類を用意しておけばいいかを書いておきます。

会社からもらった「源泉徴収票」
所得控除のための保険会社からもらう「払込証明書」。ここまでは年末調整と一緒ですね。
国民健康保険の人は市役所の税務課からもらえる納付済み額の証明書。
ブログ収入がわかる書類。（自分の場合はAdsenseの支払履歴等をプリントして持って行きました）
ブログ収入に関わる経費の分かる書類（つまりは各種領収書）

だいたいこんなところです。

特に重要なのは「ブログ収入がわかる書類」と「ブログ収入に関わる経費の分かる書類」。
自分の場合、収入はネット履歴などからすぐわかったのですが、なにせ100万以下だから非課税だろうと領収書など取って置いてなかったんです。
したがって「ブログ収入に関わる経費の分かる書類」はなく、その場で口頭で確認ということにしてもらいました。
まあ、経費と言ってもレンタルサーバーやドメイン料金、接続先のプロバイダ料金、購入したパソコン代、電気代くらいなものですからせいぜい数万円といったところでしたね。
（この記事、書いててプロバイダ料金乗せるの忘れたことに気づきました。ケータイ料金も乗せられたかな？）
もっと捻出すればできたのでしょうが時間もあったし、まあ、いっかといった感じでした。

これを元に、税務署の署員の方と一緒にパソコンで各項目を入力していきます。
自宅でも簡単に申告書類が作れるのが売りのe-Taxですが、初めてというのもあってかまだ自分には無理だなぁと感じました。
おそらく来年も税務署のお世話になると思います。
□ 【ｅ‐Ｔａｘ】国税電子申告・納税システム(イータックス)

で、結果2年で約3.5万円（＋延滞税等）の納税額となりました。
もともと、国民健康保険の支払いがきつくてなんとかならんかと確定申告することにしたのですが、
逆に税金を取られるというハメになってしまったわけです。
まあ、実際やっておかないといけないのでしょうからこれはこれでいいきっかけになったと前向きに考えてます。

なお、楽天の場合はポイントになるので申告は必要ないかとおもいきや、これも申告が必要になるとのこと。
もし、ポイントの場合申告が必要ないということでしたらAmazonもポイントにしちゃおうかとおもいきやそうはいきませんでした。

ポイントの扱いに関しては以下に詳しく書かれています。
□ 楽天アフィリエイト報酬ポイントの納税義務・確定申告の話 | ショップハンター – 楽天ブログ

楽天アフィリエイトの場合、報酬ポイントは現金ではありませんが、物品購入のためにポイントを消費すると現金収入を消費したことと同様にみなされるため、報酬ポイントの中から使用したポイントを申告する必要があります。

使わなければいいみたいですが使わないポイントなんてないですもんね。

にしても、今回たまたま確定申告したからわかったけど、確定申告していない年間20万以上収入のあるサラリーマンブロガーって多いんじゃないかなぁとちょっと感じました。
自分もそのまま気付かなかったら、後で税務調査にこられて追徴課税とかやられてたんですかねぇ。。
それとも意外と気づかれないまま済んじゃったりして。
いやいや、そんなこと許しちゃいけません。税務署もサイバー課を作ってしっかり取り締まりましょう！

最終的に手元に戻る書類。
近く、右、納付書を持って銀行、または郵便局に支払いに行く予定です。
自分の場合は申告期限が切れているのでこちらの額にさらに「延滞税」等がプラスされます。
参考）「確定申告」はいつでもできる。でも、早めのほうがお得です