「新海誠」監督作品「秒速5センチメートル」はオタク系アニメと全く違うクオリティの高い大人向けアニメーションだった
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。
「けいおん!」を観たのでこちらも観ておかなきゃなぁといいオヤジが週末レンタル。
娘が部活を始めてしまったので意外と自分の時間が作れるようになったんですよね。
もともとはある、ネット友達がこの作品の監督「新海誠」氏の熱烈なファンでよくその話題を目にしていたんです。
既婚女性のその方、ちょっと変わった方で、特にすすめられたわけではないのですが、どんな作品なのか気になっていました。
ということで、「秒速5センチメートル」を観てみました。
同じアニメだからと一緒くたにしていましたが「けいおん!」とはまったく毛色の違う作品でした。
ってか、クオリティ高す。。
しかし、あそこまでアニメーションで表現できるんですねぇ。
いや、むしろアニメーションだからこそ表現できているのかもしれません。
とにかく映像のクオリティが高い。
このお話は3話のオムニバス形式になっています。
主人公は「遠野貴樹(とおのたかき)」という男子。
「篠原明里(しのはらあかり)」、「澄田花苗(すみだかなえ)」という女子も出てきます。
小学校から中学校時代を描いた「桜花抄(おうかしょう)」
種子島で過ごす高校時代を書いた「コスモナウト」
そして、東京でプログラマーとして独立してからも含めたそれらすべての「秒速5センチメートル」
の3話が通して一つの話になっています。
第1話「桜花抄」では、電車移動中の映像のリアリティが半端無く凄かったです。
たまたまよく使っている電車に近いというのもあったのかもしれませんが、あまりにもリアリティがあるので主人公「貴樹」の不安が自分の不安のように感じられました。
一方、第2話「コスモナウト」 では非リアリティを感じさせる夜空のクオリティに感動。
「貴樹」自身もこの時期は非現実の世界にいたような感じでしたね。
現実を見ていればもっと別な人生が待っていたかもしれないのに。。
で、最終話「秒速5センチメートル」 では再び現実に戻された東京で働いている「貴樹」が描き出されています。
見終わっての感想は男のほうが女よりも色々引きずるんだなぁと感じました。
自分に置き換えて考えてみても思い当たる節あったりして。。
それと、監督の「新海誠」氏はきっとリンドバーグ(バンド)が好きだったんだろうなぁというのも感じました。
自分も弟がファンでよく聞いていたのでひと通りアルバム聴いていたので共感得ましたね。
話の筋もまあ、なかなかなものですがそれ以上に映像の美しさを是非、観ていただきたいと思います。
なんて言っても、もう、数年前の作品なんですよね。
今更なんだという人もあるかもしれませんが、「新海誠」監督作品を一度も観たことのない人は、是非一度、その世界観を味わってみて欲しいです。
きっと、昔どこかにおいてきてしまった感情が思い起こされると思いますよ。
そういう意味では大人向けのアニメーション作品になるでしょうね。
↑山崎まさよしさんの歌う主題歌「One More Time, One More Chance」
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