「フランダースの犬」が日本で受けるワケ
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。
2月28日のエントリ
□Yahoo!カテゴリ利用者は日本がダントツ!!
の最後のほうで
いずれにせよ、日本人の自主性、積極性の乏しさが生んだ現象のような気がする。
―中略―
けど、それが原因で日本は滅びの道に向かっているような気もしないでもないのだが。。
と書いた。
そのとき、ふと「フランダースの犬」に関しての以下の記事を思い出した。
□「フランダースの犬」日本人だけ共感…ベルギーで検証映画
(元記事消えてしまったようなので引用されているブログにリンク)
どんな内容かというと、
ベルギー北部フランドル(英名フランダース)地方在住のベルギー人映画監督が、クリスマスにちなんだ悲運の物語として日本で知られる「フランダースの犬」を“検証”するドキュメンタリー映画を作成した。
という話なのだが、日本では多くの人を涙でぬらした名作「フランダースの犬」が、
欧州では、物語は「負け犬の死」(ボルカールトさん)としか映らず、評価されることはなかった。
ということだ。
では、何故日本では評価を得たのか?
それに関しては
日本人の心に潜む「滅びの美学」
―中略―
「日本人は、信義や友情のために敗北や挫折を受け入れることに、ある種の崇高さを見いだす。ネロの死に方は、まさに日本人の価値観を体現するもの」
としている。
考えてみれば古くは腹切り(切腹)から始まって神風特攻隊やらゼロ戦やらで日本人は死ぬことをすばらしいとしてきた伝統がある。
つまり、28日に書いた「日本人の自主性、積極性の乏しさが原因の滅びの道」もそれがために起きている現象なのかもしれない。
滅びの道に向かっても悲しいかな日本人はそれをよし(場合によっては美しい)とする民族なのである。
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