これは怖い。2050年には抗生物質の効かない細菌が年間で1000万人(3秒に1人)もの人を殺すかもしれない
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。
VAPEに関しては寛容な態度を示していたイギリスですが、抗生物質乱用に対してはどうも、厳しいようで、いずれ、抗生物質の聞かない細菌が生まれ、大勢の人亡くなるだろうというレポートを公開しました。
抗生物質コリスチンに耐性を持つ細菌が中国で見つかるなど、近年、抗生物質の効かない耐性菌・スーパーバグが世界的に話題になっています。そんな抗生物質の効かない耐性菌による伝染病が2050年までに流行し、3秒に1人が死ぬ未来がやってくる可能性を示唆する報告書が、イギリス政府により公表されました。
情報源: 2050年にはスーパー細菌が3秒ごとに1人を殺すかもしれないという衝撃的なレポート – GIGAZINE
「かもしれない」で語ったら何でもありになってしまいますが、なんといってもイギリス政府が発表したということで、可能性なきにしもあらずの情報なんじゃないでしょうか。
報告書によると具体的にどんな未来が待っているのかというと。
2050年までに抗生物質の効かない伝染病が流行し、
- 年間で1000万人(3秒に1人が死ぬレベル)を死に至らしめることで世界経済に100兆ドル(1京1000兆円)のダメージを与えるかもしれない
- 腸手術・帝王切開・移植手術・免疫療法などは、命に危険を及ぼすレベルの伝染病にかかる危険性が高いということで、行われなくなる可能性
- 強力な伝染病の出現により出産は非常に危険な行為と認知されるようになる可能性
- 治療可能な病も伝染病拡大の恐れから処置不可能となり、不治の病になってしまう可能性
とのこと、(一部、わかりやすく箇条書きに編集しました。)
で、これを防ぐために取るべき対策も述べられていてそれが以下。
- 抗生物質の乱用を世界的な一般認識として広めるようなキャンペーンを行う
- 衛生面の改善と伝染病の防止
- 農業で抗菌剤を使用することを止める
- 薬剤耐性菌を監視するための体制を世界的に改善する
- 抗生物質を使用すべきか否かを素早く診断するための新しい方法の奨励
- 抗生物質の代替となる治療法や、ワクチンの奨励
- 感染症の専門家を支援すること
- 抗菌剤と耐性菌に関する研究を行うための世界的な組織を設立すること
- 新薬の開発を奨励
- 世界連合を組織すること
結論、どんなことがいいたいのかというと抗生物質の乱用を避けようということのようです。
何でもかんでも抗生物質を使うのは耐性のある細菌を増幅、増援させるだけだということみたいですね。
で、おそらくそのためのある意味「キャンペーン的」な意味も込めて大げさにしているんじゃないかと。。
そう思いたいですね。
だって、調査をしたのが細菌の専門家ではなく、経済学者さんですから。
とはいえ、政府レベルで何らかの対策を取っていかなければならないことは確かでしょう。
ってか、中国ってホント、どうなんだろうね?
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