新・元地方の中規模印刷会社で苦悩するWebデザイナー改めWebディレクターの日記

自由な20代、窮屈な30代を経て、遂に40代になっちまったWebディレクター&パソコン講師の覚書と思う言(こと)。略称【ちほちゅう】

*

Instagram(インスタグラム)がとんでも規約。みんなの写真がフリー素材に?

      2014/11/10

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。

最近、あまり使っていなかったのでこんな騒動があったことすら知らなかったのですが、Facebookに買われたInstagram(インスタグラム)がどうも大変なことになっているみたいです。

□ 【インスタグラム騒動まとめ】Instagram運営「みんなの写真を事業や広告に使うかも」 ユーザー「フリー素材になるのイヤだ退会する!」→ それは少し誤解 | ロケットニュース24

スポンサーリンク
 

その前に「Instagram(インスタグラム)って今、どんな感じなの?」と感じたので軽く調べてみました。
すると、なんと、ツイッターを抜くほどの存在に成長していたようでした。

□ フェイスブック傘下のインスタグラム、ツイッター脅かす存在に – WSJ.com

インスタグラムはすぐにツイッターにとって恐ろしい脅威になった。米調査会社のコムスコアによると、8月にはインスタグラムの1日のアクティブユーザーの数が730万人に達した。ツイッターの687万人を初めて上回った。
それ以来、両社の開きはさらに拡大した。コムスコアによると、11月の段階でインスタグラムの1日のアクティブユーザー数はツイッターのそれを17%上回った。またインスタグラムの平均的ユーザーによる11月の同サイトの利用時間は321分で、一方のツイッターは146分だった。

自分は結局写真はFlickrってことでInstagram(インスタグラム)使わなくなっていったのですが、もうこれはただの画像共有サービスのレベルを超えてしまっているようです。
つまり、「Flickr眼中ないっすよ。打倒ツイッターですよ。」といって本当にツイッターを打倒してしまった最近の若手格闘家のような存在になりつつある様子。
自分、そういうタイプ好きじゃないから結局やらなくなってしまったんでしょうねぇ。。

ただ、今回の騒動はその勢いに歯止めをかけかねないようなことになりつつあるようです。

つまりは規約及びプライバシーポリシーに一部修正が入り、「ユーザーがアップした画像(写真データ)はInstagram(インスタグラム)及びFacebookが自由に使うことが出来る。」というような意味合いになったとのこと。
具体的には

「我々は、ユーザーコンテンツとユーザーに関する情報(クッキーからの情報、ログファイル、デバイスID、位置データなど)をInstagramと同じグループにある企業の事業において、共有する可能性があります」(新プライバシーポリシー・和訳ここまで)

といった感じの規約が加わったらしい。

で、これに尾ひれがついて「みんなの写真がフリー素材になっちゃう」という話になっている模様。
中には辞めるなんてユーザーまで出てくるといった状況に。
そもそもからして、ネットに画像アップした地点で物理的にはフリー素材みたいなものですから何を言わんとやといった感じですが、まあ、仕方ないっちゃ仕方ない。

ちなみに実際はそんなことありませんし、Instagram(インスタグラム)側もそういった勘違いを受け取り規約を再度書き換えたりもしているようです。
□ Instagram、フィードバックを受け利用規約案を改定 従来の5倍の長さに – ITmedia ニュース

なお、実際に辞めてしまうと今までアップした自分の画像にアクセスできなくなる上に、今までアップした画像はInstagram(インスタグラム)上に残るようです。

Instagramのアカウントを削除した場合は、Instagram上の自分のコンテンツにはアクセスできなくなるという説明も加えられた。なお、コンテンツはInstagramのサーバ上に残り、コンテンツを他のユーザーが再共有している場合は、ユーザーがアカウントを削除してもInstagram上で表示され続ける。

そういう意味ではもし本当にみんなの写真がフリー素材になってしまうとしても、ただ辞めてしまうのも得策じゃないんですよねぇ。

どんなWebサービスも一度取り込んだ顧客を逃さないために四苦八苦です。
Instagram(インスタグラム)も同様。
それであれば規約なんて書き換えなければよかったんじゃないかと思いますが、このあたりはFacebook傘下になって状況が変わってきてしまったのかもしれません。
そう考えると、辞めるの簡単、始めるの簡単なツイッターはある意味、凄いWebサービスなのかも知れないですね。
(ツイッターはWebサービスというより既にインフラ化しちゃっているからなんでしょうか)

 - Webサイト・サービス, レビュー・レポート

アドセンス広告メイン

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

  関連記事

パズドラ(パズル&ドラゴンズ)課金プレイヤーはネットでの情報入手が必須!

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。パズドラの課金地獄にハマりつつ …

「金がないから何もできない…」この名言は誰のもの?

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。僕がTumblrで初めてリブロ …

映画「苦役列車」は前田敦子さんが意外と良かった

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。前田敦子さんって綺麗ですかね? …

オートコンプリートの罠。さくらインターネットでメールが届かない

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。便利すぎるがゆえに普通じゃ考え …

ソーシャルゲーム(ソシャゲ)バブル崩壊。ついに「グリー(GREE)」が赤字。「GUNG HO(ガンホー)」は?

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。「グリー(GREE)」といえば …

災害時はツイッター(Twitter)が最強かもしれない

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。今日、2時過ぎに東北太平洋沖を …

no image
携帯SNSに見る著作権意識の低さ

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。自らも参加、楽しんでいながら忍 …

ニンテンドーDS Liteを修理に出しました【後編】

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。遅くなりましたがニンテンドーD …

菊地凛子さん出世作「バベル」の最後のメモ

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。これも「ゴースト」同様、年末年 …

LINE(ライン)のおかげで解約されたケータイ番号がよく分かる

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。LINE(ライン)には自分のス …

血液型オヤジ