広告産業は詐欺?
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。
5月15日、東京の上智大学で開かれた「週刊誌サミット」に於いて
SPA!編集長、渡部超(とおる)氏が広告に関して凄い意見を言ってます。
僕も基本的には同意なのですが、こういった場で言っちゃっていいのかなぁ。。
良い広告とは何か
著者:百瀬伸夫
販売元:ファーストプレス
発売日:2009-04-11
おすすめ度:![]()
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さて、その内容とは。。
□Business Media 誠:集中連載・“週刊誌サミット”:広告主をダマし続けていいのか? これからの『SPA!』のあり方 (1/3)
景気が回復すれば、頑張っている企業は良くなるかもしれない。しかし(クライアントから)「なんだ雑誌に広告なんて出さなくても、良かったじゃないか」と初めて実感するかもしれない。ここ20年くらい……雑誌だけではなく、テレビや新聞も含めて「広告なんて費用対効果として正しいのか」と、ずっと言われ続けてきた。それを代理店と出版社などがダマしてきたわけだが、それは数年でバレるだろう。
端的に言うと「今までの広告産業は詐欺だった」ということになる。
ここで言っている広告とは「雑誌広告」や「新聞広告」。場合によっては「テレビCM」なんかのことを言っているのだろう。
GoogleのAdWords、Yahoo!のオーバチュア等、リスティング広告は決して詐欺ではないと思う。
効果測定をしながら自己責任においてキーワードを入札していくわけですからね。
また、PVにより料金を決めているその他インターネット広告等も除外。
「雑誌広告」をはじめ一般広告は価格ほど効果がないということを有名雑誌の編集長が言っちゃったのだ。
ここでポイントとなるのはブランディングだと思う。
以前、「ネット広告はいくらくらいが妥当なのか?」を書いたときにお金ではかれない広告効果としてブランディングを上げた。
こと、テレビCM等におけるブランディング効果は絶大だ。
実は僕自身、SEOがまったくダメなFlashをお客様に勧める際はブランディングを強調しているのだが、その辺りが実は曖昧で場合によっては詐欺とも取れてしまうのかもしれない。
困ったことにブランディングの効果は数字には出ないのだ。
ただし、大手広告代理店がやっている広告の値段はもしかしたら高すぎたのかもしれない。
渡部氏がいうように、広告主がそれに少しずつ気づいてきたことも、電通が赤字になった一つの原因かもしれない。
(電通の赤字の原因は、ほとんど株の評価損によるものです。通りすがりさんご指摘ありがとうございました【30日追記・一部修正】)
■ネット広告はいくらくらいが妥当なのか?(コンバージョンとブランディング) : 地方の中規模印刷会社で苦悩するWebデザイナー改めWebディレクターの日記
アドセンス広告メイン
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セブンイレブンの挽きたてコーヒーの買い方が色々あって面白い
実はセブンイレブンもこのドリップコーヒーを一部店舗でやっていた。
ただ、最近、機械を一新して多くの店舗に一気に取り入れているようだ。
また、それに追随してかローソンやその他コンビニエンスストアでもドリップコーヒーを販売し始めた。
こちらがセブンイレブンの新しいコーヒードリッパー。
個人でも欲しいくらいだが多分メンテナンスが大変なんだろうなぁと思う。自分もいろいろなところのドリップコーヒーを頂いたが、今のところセブンイレブンの新機械のドリップコーヒーが一番お気に入り。
最近は、どこもコーヒーが美味しくなってきてコンビニだけではなくファーストフード店なんかでも結構美味しいコーヒーが飲めるようになってきた。
そんな中でもセブンイレブンのコーヒーはトップレベルだと思う。さて、今回はそんな自分の一番のお気に入りであるセブンイレブンのコーヒーについて。
実は、色々なところで購入させていただいているのだが、店舗によって販売の仕方が違うようなのだ。
これはおそらく本部にもなにか狙いがあるのかもしれないが、販売方法はあえて店舗側に任せてしまっているらしい。
といったところで、自分が今まで寄ったことのあるお店でどんな販売方法をとっているのかを紹介。
自分なりの解説を付けていこうと思う。1. カップを店頭まで持っていく
うちの近所なんかではこの方式が一番多く取り入れられているような気がする。
中にはパンのコーナーの上部にホット用のカップを並べたり、
アイス用の氷入りのカップをアイスクリームのボックスの半分に敷き詰めているような店舗もあった。2. カードを店頭まで持っていく
これは浦和でいつも利用している駅近くのお店で使っている方法。
たしか、古い機械で以前からドリップコーヒーを売っていた森林公園近くの店舗もこの形だったような気がする。
個人的には、カップを持っていくのよりもスムーズでいいと思う。3. 店頭で注文する
どの店舗でも通用するのがこの方法。
一度でも購入したことがある人はこれでいいんじゃないかなぁ。
ただし、アイスの場合は店員さんがいちいちアイス用のカップを取りに行かなければならなくなる店舗もあるので、そういったところはちゃんと持って行ってあげたほうがいいかもしれない。ついでに、販売したての店舗は店員さんが機械に付いて操作方法を教えてくれたりもしているのだが、個人的にはこれはいらないんじゃないかなぁと思う。
というのは、分からない方はレジで聞くと思うからだ。が、しかし、先日、これをくつがえるような初老男性に遭遇した。
彼は、何を思ったのかレジにいかず、カップも貰わず、ドリップボタンを押してしまったのだ。
当然カップがないのでそのままボタボタと100円分のコーヒーを無駄にしてしまったわけだ。
ひょっとすると自動販売機かなにかだと思ったのかもしれない。
にしても、お金を入れるところがないので先に商品を持って、レジに行くんだと思っていたのかもしれない。もう、押してしまったものは仕方がないので終わった頃に、「あ、それ、先にカップ購入するんですよ」とだけ言っておいた。
まあ、おそらくそういったこともあるだろうからそれくらいで故障するような作りにはなっていないはず。とまあ、色々な売り方、いろいろな人がいるという話。
自動販売機でもない、店頭販売でもない、新しい販売の形を浸透させるのはなかなか大変。
でも、こういった形でどんどん新しい形が生まれてくればそれにともなって人の価値観も変わってくる。
大切な価値観もあれば無駄な価値観もあったりするので、身近なところから少しずつ変えていけば、
無駄なものはフェードアウトし、大切なものだけ残っていくと思う。
なんていうわけの分からない深い話になったところで、さようなら。【追記】
先日、セブンイレブンのアルバイトの女の子に聞いたのですが、ホットと アイスで豆が違うそうです。
ホットは3種類の豆のブレンド、アイスは4種類の豆のブレンドだと言っていました。
なるほど、おいしいわけです。
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Comment
電通の赤字の件はちゃんと記事を読んだほうがいいですよ。
営業利益は431億出てるわけですから。
赤字の原因のほとんどは株の評価損です。
確かに電通の売り上げが下がってますが、
赤字にいたるほどのものでもありません。
不景気になったら広告費を削るのはいつの時代も同じです。
99年の不景気の際も広告費が削られましたが、その後景気が回復したら、広告費は元に戻りました。
時代とともに出稿する媒体が変化していくのは当たり前のことです。