特色1色のアミ罫線は出力時の角度をチェック
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。
印刷物でトラブルが発生しました。
ものは「メモ帳」なのですがこれが少し厄介なつくりになっています。
特色1色で罫線の部分だけアミをかけて薄くしている。
「細かい部分をアミにすると危険」とよく言われますがまさにそういうつくりになっているのです。
今までこいつは在版流用で処理していたのですが、今回、版がダメになってしまったため新たにデータからもう一度出力しなおしました。
もちろん、以前、版に焼いたときと同じデータをまったくいじらずに出力するだけ。
普通に考えるとこの場合、まったく同じものができると思うのですが。。
結果として、今回出力した版で刷った「メモ帳」は刷り直しとなってしまいました。
原因は、「罫線の太さが場所によって違ってしまった」ためです。
(上画像の左が以前のもの、右が今回刷り直しになったもの)
何故、そのような自体が起こってしまったのでしょうか?
このトラブルの直接の原因はもちろん、データから出力をかけた人間です。
当社の場合、特色1色のデータはシアンで作ったり、マゼンタで作ったり、ブラック(スミ)で作ったりします。
Illustratorにある特色機能(スウォッチのスポットカラー)をつかったりはしません。
場合によってはC100+M100で作ったりしている人もいるみたいです。
つまり、なるべく近い色をかけあわせで再現して見た目1色のデータにしている。こんなことするんだったら特色使えばいいと思うのですが。。
そして出力時に1版だけ選んで出力するのです。
今回、オペレーターのしてしまった間違いはここで前回と違う版(色)を選んでしまったことにあります。
そして、前回選択した版(色)と今回選択した版(色)でアミの角度が違っていたため、細かいアミの部分が微妙に違ってしまったのです。
それが罫線ともなればなおさらです。
おそらく、前回、罫線の太さが均等に出ていたときは斜めにアミが走っていたんだと思います。たとえば角度が45度。
それが、今回、出力したときの角度は罫線にほぼ平行して走っていた。
したがって、場所によって細く見えたり、太く見えたりしてしまったのでしょう。
□スクリーン角度 | PRESSMAN*Tech
ということで、せめて、デザイナーやら印刷会社のオペレーターだったら角度くらい理解しておこうというお話。
印刷会社でWebディレクターやっている僕が言うのもなんですが。。
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