DNS(ネームサーバー)の設定が書き換わるまでの挙動
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。
最近、ドメイン移管に伴ったDNS(ネームサーバー)の書き換え作業を行うことが結構あったりして、過去に自宅サーバーで培った経験を元になんとかやってます。
このあたりは実はうまく行けばタイムラグなく移転させることもできるのですがリスク回避のために顧客には最長で1日アクセス不能になる可能性があると説明しています。
ひとつのちょっとした失敗でサイトが消える(実際は消えていない)といったことも起こりうるわけですしね。
で、今回DNS(ネームサーバー)の設定を行った際に今まで経験したことのないことが起きたのでメモとして残しておくことにしました。
なお、今回はWordPress(ワードプレス)で作ったサイトだということもあり、そのあたりの注意点もメモとして残しておきます。
今回遭遇した挙動
- 元々「http://www.aaa.com」で旧サイトが見れていた。
「http://aaa.com」(wwwなしURL)では何も見れない状態。 - この状態からDNS(ネームサーバー)の設定を以下のように書き換えて新しいWebサーバーにアクセスさせた。
- 程なく、「http://aaa.com」で新サイトが見れるようになった。
ところが、「http://www.aaa.com」では旧サイトが表示されつづけている。 - しばらくこの状態が続いたが、やがて「http://www.aaa.com」でも新サイトが見れるようになった。
ちなみに接続に使用しているDNSサーバーはGoogleのパブリックDNS(「8.8.8.8」と「8.8.4.4」)です。
これは初めて気がついた現象だったのですがつまり、CNAMEの設定はメインの設定よりも遅れて反映されるのでしょうか?
この当たり調べてみると、ヒントになるかもしれない以下のような記事を発見。
つまり、ファーストドメイン、セカンドドメインとそれぞれ参照するネームサーバーが違うっぽいんです。
したがって、「http://aaa.com」と「http://www.aaa.com」でDNS(ネームサーバー)の情報が食い違ってくるんじゃないかと。
このあたり、もう少し調べてみる必要があるかもしれません。
それと、WordPress(ワードプレス)に関しての注意書きをひとつ。
DNS(ネームサーバー)の情報が反映される以前にURLの設定を書き換えるのはやめましょう。
管理画面にアクセスできなくなったり、画像やCSSへのリンクが無効になったりと変なことが頻発します。
ま、おとなしく待っていればいいだけのことなんですけどね。
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