暗号化の技術には期限がある。今の技術(RSA1024)が安全なのは2019年まで
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。
なるほど。
セキュリティの専門家の認識では暗号化に絶対はない、時代とともにマシンのスペックは上がり、今現在安全だとされている暗号化技術もいずれは破られる運命にあるとのことです。
□ LINEの暗号化について ≪ LINE Engineers’ Blog
しかし、問題はまだ残っています。それはPCの演算能力です。時間が経つほど性能が向上するため(1.5年で2倍ずつ向上:ムーアの法則)、既存の暗号方式はいつかは破られるだろうというものです。したがって、ある時点でさらに強力な暗号方式に変える必要があります。参考までに、RSA-1024暗号化方式は2019年までの使用が推奨されているため、現在の状況では安全な方式だといえますが、日々変化している暗号化解読技術やPC性能向上により、また状況は変わるかもしれません。
鍵は開けられる運命にあります。
今や、スマホ=LINEと言ってしまっても過言ではないスマートフォン中心のコミュニティツール「LINE(ライン)」のセキュリティエンジニアがLINEの暗号化に付いて語っている記事です。
少し前に、LINE電話の発信者通知が偽装できるといった問題が発覚したり、
□ 「LINE電話」の発信者番号通知は意味なし? 簡単に偽装可能 – ちほちゅう
また、このところ、LINEアカウントの乗っ取りが多発しているといった問題が話題になっていますよね。
□ LINEアカウントが乗っ取られました : ロサンゼルスMBA生活とその後
今回のこのタイミングでこういった記事を公開したのは、やるべきことはしっかりとやっているんだというのを利用者に伝え、安心していただくための意味もあるのかもしれません。
前半は専門的な内容で少し理解に苦しみましたが、なるほど、しっかりと対策はされているようです。
つまりは流れているデータがパスワードやIDそのままではなく、暗号化され、別の文字列としてやりとりされているということのようです。
気になったのは後半部分。
現在のRSA1024が推奨されているのは2019年までというところです。
これは、マシンの演算処理性能に由来しているそうで、マシンが進化すれば、いずれ既存のセキュリティの技術は破られる運命にあるのだそうです。
つまり、セキュリティの技術をよく「イタチごっこ」だと表現しますが、それは決して揶揄ではなく、セキュリティの専門家からすると一般的な常識だったんですね。
こんなこと言われてしまうと、ちょっと不安に感じてしまう部分もありますが、むしろこういった認識をしている会社というのは安心です。
その時が来ればしっかりと対策してくれるということですからね。
逆に「絶対安全です!」 と声たかだかに宣言しているような会社ほど、危ないっていうことでしょう。
我々一般ユーザーが心がけるべき点としては、常に最新のルーターやパソコンをなるべく使うようにするといったところでしょう。
未だに、「Windows XP」を使い続けている人、結構いそうですが早く新しいパソコンを購入した方がいいでしょうね。
↓自分も使っている東芝Dynabook(ダイナブック)。オススメです。
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