新・元地方の中規模印刷会社で苦悩するWebデザイナー改めWebディレクターの日記

自由な20代、窮屈な30代を経て、遂に40代になっちまったWebディレクター&パソコン講師の覚書と思う言(こと)。略称【ちほちゅう】

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いまさら足あと機能の復活を検討するmixi(ミクシィ)はどうなるのか?

   

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ここのところ、Facebookに押され気味のmixi(ミクシィ)が、足あと機能の復活を検討しているらしい。

□ mixiが足あと機能の一部復活&初のユーザーとmixi運営の公式交流イベント開催へ – GIGAZINE
□ [mixi] 「ユーザーファーストなmixi」を目指して

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それ以前に色々あがきまくって結局のところアクティブユーザー数を減らしてしまったという経緯があった。

まあ、それも致し方ない。
今までmixiはユーザーの意に反して(結果的にだが)以下の様なことを行なってきた。

  • 足あと機能の廃止
  • 年齢枠撤廃
  • mixiアプリの導入
  • mixiページの導入 etc. 
年齢枠撤廃は上記グラフを見ればわかる(若いアクティブユーザーは増えている)とおり、決してマイナスにはなっていない。
まあ、そのことで上の層のモチベーションが下がってしまったという考え方もあるかもしれないが。
mixiアプリ(mixiゲーム)の導入もマイナスではないと思う。
が、mixiページはどうだったのか?
Facebookページをお手本にしたのかもしれないが、その影響でコミュニティが廃れる等の悪影響もあったと思う。

そんななかで最も愚行といわれているのが足あと機能の廃止。
それをいまさら認め復活させようとこういうわけのようだ。

mixiの社長、笠原氏は今回の発表で「ユーザーファースト」という言葉をつかっている。
ユーザーの意見を取り入れ、それを第一に改革をしていこうとそういうことのようだ。
足あと機能の復活もそこから生まれた発想のようだが、加えてその一環としてユーザーとの交流イベントなども考えているらしい。
ネットがさらに伸びるにはリアルとの融合は絶対必要であってこれはこれでいいと思う。

ただし、リアルイベントに参加してくるユーザーの発する意見がmixiの多数派の意見と思ってはいけない。
むしろリアルイベントに参加してくるユーザーはmixi内では少数派なのではないかと思っている。
言い換えれば、リアルイベントに参加するユーザーはmixiの真のユーザーではないといいうことだ。 
そこを見間違うと危険だ。

さて、そんなmixiだが今度どうなっていくのだろう?
僕は、そうはいってもmixi、しっかりと生き残っていくんじゃないかと思っている。

個人的にはインターネット業界自体がもう頭打ちだと感じている。
今、伸びているのはLINEくらいでFacebookもいよいよ頭打ち、ツイッターも前ほど騒がれていない。
そんななか、確かに消えてゆくサービスはあるのだがmixiは何故消えないか?

それは、mixiはmixiだから。
ツイッター、Facebookに流され、GREE、モバゲーに影響を受け、あっちへふらふら、こっちへふらふら。
それがmixiであって、そんなmixiでもmixiはmixi。

まあ、簡単にいってしまうとつまり、ブランディングである。 
ブランドを確立した企業はこれだから強い。
落ち目になっても必ず支援者が現れ、生きている限り復活の可能性があるのだ。
そう、あのApple(アップル)ですら倒産の危機があったのだから。

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