腐っても医者。ネットで理論武装した患者は治らない
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。
僕も調子が悪いとたまにネットでどういう病気か調べることはあるのですが、やっぱり最後は餅は餅屋、お医者さんに見てもらうのが一番だと思ってます。
ところが、最近ではネットで理論武装した患者が医者に対して「勉強不足だ!」と罵声を浴びせるそうです。
お前は何様だ。
□ ネットで理論武装した患者が「勉強不足だ!」と医者を罵倒 – ガジェット通信
テレビや新聞、雑誌では頻繁に健康特集が組まれ、体調が悪いと感じたら、インターネットで症状などを検索することも簡単になった。その結果、医師を悩ませているのがドクターショッピングと呼ばれる行為だ。別名、「青い鳥症候群」ともいわれ、主婦が安い商品を探してスーパーを駆け回るように、より良い医師を求めて、病院を複数受診することを意味する。
まあ、中には本当に何にもできないお金だけの力で医者の地位を勝ち取ったような医者もいるのかもしれません。
でも、殆どのお医者さんはちゃんとして試験を受けてそれを通ってなっているわけです。
仮に何か問題のあるお医者さんがいればそんな人は既に医者を辞めさせられているでしょう。
自分に置き換えてみればよくわかると思います。
努力して身につけた知識を惜しみなく注いだ商品等に対して、
「ネットにはこう書いてあったからもうちょっとこうしたほうがいいんじゃない?」
なんていわれた日には。。
でも、なんで医者よりインターネットなんでしょうか?
おそらくそれは日本では医師免許に更新がないのと、
次々と発見されるかのごとく現れる病名が原因なのではないでしょうか?
まあ、実際、最近になって発見されている病気もあるのでしょうが、
殆どはもともとあった病気でたまたま珍しい病気。
そんな病気にたまたまタレントさんがなったり、そんな病気を健康番組で扱ったりすることで
自分もその病気なんじゃないかと勘ぐってしまう。
で、ネットで調べるとビンゴ。が、お医者さんは問題ないという。
こんな医者信じられない!
と、こうなるのでしょう。
仮にネットで調べたとおりだったとしてもお医者さんはちゃんとその段取りを考えて診察していると思います。
自分のところでダメなら大きな病院を紹介したり、専門医を紹介したり。
それでも、総合病院なんかだと色々あるようなので、セカンドオピニオンくらいは考えおいたほうがいいでしょう。
ただ、やりすぎはよくない。
次から次へを医者を変えるのは大げさに言うと死期を早めているようなもの。
まずは信頼できるお医者さんを見つけることでしょう。
中には5軒も医者をはしごしたり、医者の診断を信じずに医者を変えるなど言い始めたりする人もいるみたいですが、まあ、そんな人は病気を治す気がないんでしょうね。
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