無料行動分析ツール「ユーザーヒート(UserHeat)」を試してみた(10/9追記)
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。
マウスの動き、クリックされた場所などからWeb上の行動を分析する「ユーザーヒート」。
こちらを当ブログで試してみた。
ちなみにユーザーヒートのようにマウスの動きやクリックされた場所などを可視化したものを一般的に「ヒートマップ」というそうだ。
「ヒートマップ」自体はもともと温度の高低を色の違いで表現した温度分布図のことをいっていたとのこと。
□ヒートマップ とは – ネットマーケティング・キーワード:ITpro
お客をつかむウェブ心理学 (DO BOOKS)
著者:川島 康平
販売元:同文館出版
発売日:2008-07-17
おすすめ度:
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まずは「マウストラック分析」
ページを開いたときのマウスの位置や移動箇所、最後にクリックした場所などを表示します。
最大で5人分表示できるようです。
次に「クリックマップ分析」
より多くクリックされている部分が赤く表示されます。
リンクのないところも統計に入るので、リンクのないクリックの多い場所にリンクを入れたりといったことができると思います。
最後に「熟読エリア分析」
マウスの動きやスクロール。キーワード分析等独自のアルゴリズムでどの部分がよく読まれているかを色分けして表示します。
赤い部分ほどよく読まれていると思われる場所です。
といったところ。
分析結果を見て感じたのはやはりヘッダー部分は重要だということ。
それと、右側のバナー広告スペースはあまり見られていないということ。
以前ネタにした「バナーブラインドネス」が実証されたというわけですね。
以上、とってもすばらしい無料分析ツールなのですが、一つだけ問題点を見つけてしまいました。
「swfobject.js(v1.5)」を使ってFlashをコンテンツと置き換えて表示させている場合、ユーザーヒートの分析結果の上にFlashが被ってしまいます。
したがって、「swfobject.js」をつかってFlashを表示させているサイトに関しては、直接配置する等に変えないと使えません。
【Javascriptを切るとFlashは表示されませんが見れるようになります(10/9追記)】
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