新・元地方の中規模印刷会社で苦悩するWebデザイナー改めWebディレクターの日記

自由な20代、窮屈な30代を経て、遂に40代になっちまったWebディレクター&パソコン講師の覚書と思う言(こと)。略称【ちほちゅう】

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UFOキャッチャー(クレーンゲーム)紆余曲折

   

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今やゲームセンターといえばコインゲームと双璧をなす存在にまでなっているUFOキャッチャーですが、意外と苦労をしてきているようです。
そんな記事。

情報源」:UFOキャッチャーが人の心を“つかみ”続けている理由 (1/6) – ITmedia ビジネスオンライン

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さて、その前に我々団塊ジュニアのゲームセンターの思い出を語っていこうと思います。
いやいや、色んな思い出ありますよ。
我々の世代はリアルタイムにゲームセンターの成長とともに育ってきましたからね。

まずは、喫茶店のスペースインベーダー。
この頃は小学校低学年、実際プレイするのは無理でした。
親戚のお兄さんがプレイしているのを見て羨ましく眺めていたのを思い出します。

その後、ギャラクシアン、パックマン、ドンキーコングと様々なビデオゲームが登場し、
悪い小中学生の集まりの場としてゲームセンターは増えていきます。

我々世代のたまり場は「駄菓子屋」→「ゲームセンター」という流れでしたね。
この頃は駄菓子屋の前に筐体がおいてあるお店があったり、
ビデオゲームだけ数台おいてある暗い小さな商店、まさに初期のゲームセンターと呼ぶにふさわしいお店も結構ありました。

当時はゲームセンターと言えば結構アンダーなイメージでしたね。

そんなゲームセンターが変わってきたのはデパートの屋上に設置されるようになってからでしょう。
地元のデパートの屋上にもコインゲーム等と並び、ビデオゲームが数多く設置されていたのを覚えています。

その後、対戦型格闘ゲームが台頭、大型店が登場、今に至ると言った流れだと思います。

さて、そんな中、UFOキャッチャーはどうだったかというと。。

当然、喫茶店、駄菓子屋時代はありません。
初期の小さなゲームセンターにも置いてあった記憶はないですね。
先進的なところには置いてあったかもしれませんが。。

デパートの屋上時代になってようやく記憶に登場してきます。
現在のUFOキャッチャーとは明らかに違っていましたが、たしかにクレーンゲームはあったと記憶しています。

そう、「UFOキャッチャー」ってセガの出しているクレーンゲームの名称なんですよね。
かつて、一斉を風靡した「ウォークマン」と一緒ですね。あれもソニーの携帯型音楽再生機の名称でした。

自分の記憶にあるデパート屋上のゲームセンターにあったクレーンゲームは「スキルディガ」だったのかもしれません。

クレーンゲーム機は1960年半ばに海外から輸入された。それをきっかけに国内メーカーが続々とこの市場に参入し、セガも1965年に「スキルディガ」というクレーンゲーム機を発売。当時のモノは、筐体を上からのぞき込みながら景品を取るといった形だった。カプセルのなかにお菓子や雑貨などが入っていて、ちょっとしたブームに。40代以上の人であれば、「そーいえば、子どものころに遊んだ記憶があるなあ」といった人もいるだろう。

その後、「UFOキャッチャー」が登場するわけですが、これが最初から大人気だったわけではないそうでして。

おそらく、当時ゲームセンターに出入りする人たちってのはアンダーな人たちが多かったからなんでしょうね。
当初はどうも、そういった人たちをターゲットにしていたようなのですがあることをきっかけに変わります。

4代目の筐体は、全体がひとつの箱状に。また、ディスプレイ位置を低めに設計することで、小さな子どもでも遊びやすいようにしたんですよね。それまでのUFOキャッチャーはゲームセンターの奥のほうに設置されていることが多く、そこで男性が楽しんでいた。しかし、4代目はゲームセンターの入口付近に設置されることが増えてきて、女性や子どもが遊ぶ姿もよく見られました。

ディスプレイ位置を低めにして小さな子供でも遊べるようにしたことで大成功、ゲームセンターの顔にまでなりました。

「UFOキャッチャー」が凄いのは、ゲームセンターに集まる層も変えてしまったことでしょう。
かつてアンダーだったゲームセンターを明るく楽しいものに変えてしまった。
今ではデパートにあるゲームセンターでは親子連れも結構見かけますもんね。

さらに、

同じ景品でも店によって運営の方法がかなり違うから。景品をズラして取れる方法を苦手にしているところはぶらさげていたり、ぶらさげることが苦手なところはズラして取れる方法を導入していたり。たくさんの店を回ることによって、さまざまな運営方法があることが分かってきます。私たちは現場で何が起きているのかを把握していなければいけません。30年以上も支持されてきた理由のひとつに、現場の声を聞いてきたことがあるのかもしれません。

と言ったように、お店を巻き込んで進化を続けていくわけです。
おそらく、ビデオゲームにはない、アナログなところが逆に受けたんだと思います。
お店とのやり取りなんてまさにアナログな世界ですからね。

といった具合にゲームセンターの顔となったUFOキャッチャー(クレーンゲーム)。
一方で、かつてゲームセンターの顔だったビデオゲームはこのところあまり見かけなくなりました。

ビデオゲーム中心のアンダーなゲームセンターは、
UFOキャッチャー(クレーンゲーム)とメダルゲーム。そして忘れちゃいけない「プリクラ」の立ち並ぶ
ゲームコーナーへと変わっていったわけです。

まあ、ビデオゲームは今や家庭で遊べる時代になってしまいましたからねぇ。。

なんか、ゲーセン行きたくなってきたなぁ。。
もちろん、アンダーな方なんですが、最近、見かけないんですよねぇ。。
どこかないですか?

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つまり、考えなくても検索すれば答えが出てくるので考えることもしなくなっているということのようです。
これはヤバい。

もし、この傾向が本当であるならば、人は考えることをコンピューターにまかせてしまっているということになります。
これはやばい傾向で、つまり、コンピューターに逆に支配されてしまうような系図もでてくるんじゃないかなぁ。なんて思ったりもします。

まあ、何事もやり過ぎは良くないということでしょうか。

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