講談社・小学館など1~2mmのこだわりを捨てコスト削減へ
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□講談社・小学館など、女性誌のサイズ統一 印刷コスト圧縮-ニュース:日経WOMAN
講談社や小学館など大手出版社が女性誌のサイズを統一する。現在は編集部のこだわりなどから寸法が1~2ミリずつ異なっている。雑誌全体の販売金額が2009年にピーク時の7割弱の水準まで落ち込むなか、女性誌の売れ行きも低迷。サイズ統一で紙の調達や印刷、輸送といった各段階でコストを圧縮する。
サイズ統一の対象は講談社が「ViVi」など5誌、光文社が「JJ」など7誌、小学館が「CanCam」など9誌、主婦の友社が「Ray」など9誌。大手出版社が雑誌の寸法を共通化するのは初めて。
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何のためにサイズを変えていたのかは知りませんが、今まで、出版社はなんとも非効率的なことをやっていたんですね。
その、1~2ミリのこだわりはどこから来ていたのでしょう。
まさか、他誌と同じサイズにしたくないなんていうエゴじゃないでしょうねぇ。
そもそもからして企画サイズがあるわけでそれに併せて作っていれば。。
なんて思っていろいろ探してみたらこんな記事を見つけました。
□編集者の日々の泡:大手出版社が、グループを超えてまで「女性誌サイズ統一」に突っ走る「表の理由」と、「裏の目的」
A判はもともと海外規格で、縦横比の割合が良くない。つまりデザイン的に。長っぽすぎるのだ。(中略)
なもんで、雑誌創刊時には、A4の縦横比を変えるのが一般的。(中略)
同じA4ワイドでも、これまで各社(どころか各誌)バラバラだったのは、媒体の個性を追求するため。
おおざっぱに言えば、より幅広のほうがデザインバランスが良くてしかも書店でも目立つし誌面も華やかになる。だから、先行誌を圧倒したい「後発誌」のほうが、コストも勘案しておおむね「ちょっとだけ」大判になる。
ちゃんと理由があったんですね失礼しました。
僕もかつて出版畑にいましたが知りませんでした。
にしても、1mm、2mm程度の紙面の大きさで売上が変わるとは到底、思えません。
なんとな~く古臭い伝統のようなものも感じますねぇ。
がしかし、そこにメスを入れたってことで、これは出版業界にとってはプラスなんじゃないでしょうか。
印刷業界もこれに続けとばかりに色々なところにメスを入れて行かなきゃいけませんね。
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