リバイバルで未来を変える「僕だけがいない街」【マンガレビュー】

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。

ひさびさ、面白い漫画に出会えたので紹介します。
といっても、既にアニメ化や映画化まで決まっているマンガなのですが。

僕だけがいない街 コミック 1-7巻セット

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三部 けい KADOKAWA 2016-01-12

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僕だけがいない街(1)<僕だけがいない街> (角川コミックス・エース)[Kindle版]

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三部 けい KADOKAWA / 角川書店 2013-05-18

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「僕だけがいない街」というタイトルのこのマンガは、当初、作者の自伝かと思わせる展開でした。

主人公は一応プロデビューしているものの、鳴かず飛ばずでバイトもやりつつ生計を立てている漫画家アルバイター。
彼は自称「リバイバル」という時間が戻るという特殊能力を持っていて、何らかの事件、事故が起きる直前にそれが起こるという体質。

人の良さもあって、リバイバルの度に事故や事件に巻き込まれる人を助けている助けていた彼。
そんな彼は過去に小学生連続失踪事件に巻き込まれていた。

そして、現代、母親を殺されるという事件に巻き込まれた彼は、過去最長のリバイバルで連続失踪事件が起こる前の小学生時代にまで、引き戻されてしまう。

果たして彼は、事件を未然に防ぐ事ができるのか？
そして、現代起きてしまった母親の殺害を防ぐことはできるのか？

そんなミステリー漫画が「僕だけがいない街」です。

ぶっちゃけ、設定はかなり無理があるなあと思いながらもついついのめり込んでいってしまう作品。
浦沢直樹氏の「モンスター」や「20世紀少年」にも似たストーリー展開で、読めば読むほど先が気になり、まとめて7巻買ってしまいました。

年末年始に読もうと思っていますが、既に2巻読み終えてしまい、おそらく、年内には7巻全部読んでしまいそうな勢いです。

また、作者の「三部けい」氏ですが、過去に「ジョジョの奇妙な冒険」の荒木飛呂彦氏のアシスタントをやられていた方だそうで、絵の雰囲気がそういえばなんとなく荒木飛呂彦氏のそれに似てる感じもしないでもない。

ストーリー、絵ともに大御所のそれと似ているという意味でも注目の作品なんじゃないでしょうか。

もっとも、既に映画化、アニメ化が決定していて、ひょっとすると来年は「僕だけがいない街」の年になるのではないかという勢いも感じさせます。

1月7日より放送のアニメのPV

いやぁ。これはアニメも録画しなきゃかなぁ。。

□ コミック『僕だけがいない街』公式サイト｜KADOKAWA
□ TVアニメ「僕だけがいない街」公式サイト
□ 映画『僕だけがいない街』公式サイト