アミノ酸系シャンプー「PURE95」に発がん性物質「コカミドDEA」が入っていても大丈夫な理由

2015/03/21

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。

以前当ブログでも紹介したシャンプー「PURE 95」ですが、なんと、発がん性物質「コカミドDEA」が含まれていることが分かりました。

□ 発がん物質入りシャンプーワーストはノエビア、コーセー、カネボウ…中小のナチュラル系に要注意　大手は資生堂『ツバキ』だけ:MyNewsJapan.
前もVAPE問題のときに記事にしましたが、これだけ読むと「PURE 95」使っているとガンになるとも思われかねない。

そこで、「PURE 95」だったら大丈夫という話をしたいと思います。

自分も使ってますもんでさすがに気になります。

良い成分しか入っていないシャンプーにも「コカミドDEA」は入っている

□ 美容院スタッフが本気で選んだ良い成分しか入っていないシャンプー１０選 | かまとめぶろぐ.

まさに、美容院スタッフが本気で選んだ良い成分した入っていないシャンプーの紹介記事です。
前半部分に色々ノウハウが語られていますが、紹介されているシャンプーの成分に注目。

例えば1位の「バイオリンク　ザ・シャンプー」ですがこの成分の中にしっかりと「コカミドDEA」が入っています。
2位の「タカラベルモント　ESTESSiMO　ヘッドスパシャンプーシリーズ」や5位の「サニープレイス　濃密アプルセルマスクシャンプー」も同様。
実に10位までに入っている6つの商品に「コカミドDEA」は含まれています。

では、なぜこんなことが起きるのか？

「コカミドDEA」は天然由来の成分にも含まれている

□ 大手有名シャンプーを斬る.

コカミドとはヤシ油脂肪酸にアミド基がついた形です。ヤシ油脂肪酸から作られていますので、確かに天然由来です。
（中略）
それから、コカミドDEA（または、コカミドMEA）ですが、これはコカミド（ヤシ油脂肪酸にアミド基がついた形）に、DEA（ジエタノールアミド）または、MEA（モノエタノールアミド）が付いた形です。DEAとはアミドの周りにエチル基が２つ付いたモノ、MEAはエチル基が１つ付いたモノです。TEA（トリエタノールアミドの発ガン性の可能性が報告があってから、必死に逃げた形ですね（苦笑）。

詳しいことはよくわかりませんが、コカミドDEAは天然由来の成分にも含まれるようです。
天然由来だから体に悪くないというわけでもありませんが。

コカミドDEAはニトロン化剤と混ざると発現性物質を発生する

□ 化粧品購入の際、避けた方がよい成分一覧.

8. コカミドDEA/ラウラミドDEA
ニトロン化剤と混ざると発がん性物質が発生。免疫器官への毒性、感覚器官への影響、肌の炎症等を引き起こす。

つまり、コカミドDEA単体では発がん性物質は発生しないということのようです。
この辺りは、どういった実験を経て、発がん性が認められるとなったのかも気になるところです。

そもそも非常識に大量に摂取しない限りガンにはならない

□ コカミドDEA(ジエタノールアミン)が発ガン物質？２シャンプー解析ドットコム(1).

ちなみに、かつて発がん物質を誘発するおそれがあるとされたTEA（トリエタノールアミン)は最近復活してたくさんの商品に配合され、pH調整剤などで活躍しています。
（中略）
トリエタノールアミンが疑われた実験は、
「ネズミにトリエタノールアミンを飲ませ続けると肝臓がんになる」という通常ありえない条件でのこと。

「コカミドDEA」が騒がれる（まだ、それほど騒がれてはいないみたいですが）前にTEA（トリエタノールアミン）ってので発がん性物質騒動があったようです。
それが今はまた使われ始めているとのこと。
つまり、ある条件下の元で大量に取り入れでもしない限りガンにはならないんです。

それが、たったひとつの記事で「PURE 95」=「発ガンシャンプー」となりかねない。
ま、ちょっと高価であることをのぞけは、今持ってなお、おススメのシャンプーであることにはかわりありません。
むしろ、これを機会にご購入いただき、お試しいただきたいと思っています。

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