新・元地方の中規模印刷会社で苦悩するWebデザイナー改めWebディレクターの日記

自由な20代、窮屈な30代を経て、遂に40代になっちまったWebディレクター&パソコン講師の覚書と思う言(こと)。略称【ちほちゅう】

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「小悪魔ageha」のインフォレストが倒産。今までの出版倒産とは毛色が違う

   

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数年前まではアゲアゲだった「小悪魔ageha」。
やはり、いつまでもアゲアゲではいられなかったようで、なんと、出版元のインフォレストが倒産だそうです。

□ 「小悪魔ageha」などを出版していたインフォレストが倒産、負債30億円 – GIGAZINE

↓これが最終号となってしまうのでしょうか?

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出版、印刷業界といえばIT化により、インターネットに需要を奪われ、
一時期は様々な企業が倒産に追いやられていました。
当ブログの「倒産」タグを見ると、様々な企業が倒産してきたことがわかります。
□ 倒産 – ちほちゅう 
この頃は本当にひどかった。

ただ、ここ数年はアベノミクス等で盛り返していたはず。
そんな、アベノミクス真っ盛りのこの時期になぜ、小悪魔agehaのインフォレストは倒産となってしまったんでしょうか?

個人的な見解になってしまいますが、ここに関しては一般的な印刷、出版不況とはまた違った要因で倒産となってしまったのではないかと感じています。
つまり、不況時代を勝ち残ってきた企業でありながらも倒産してしまった。
ここの場合は勝ち残ってきたというよりも、不況を糧に輝き始めた感もありますが。。

いずれにしても、当時は出版業界にイノベーションを引き起こすといった勢いのある企業だったのです。
ただですね。イノベーションを起こし続けることはできないわけです。
これがこの企業が倒産に陥ってしまった理由なのではないかと思ったわけです。

つまり、次から次へをイノベーションを目指して行くといったビジネスモデルではいずれ疲れて倒れてしまうわけです。
どこかから軌道修正をし、積み上げた既存のビジネスモデルをしっかりと継承していくといった方向性に変えていかないといけない。
そうしながらもイノベーションを引き起こす為の準備も当然必要でしょうが、
前述のとおり、この企業に関してはイノベーションしかビジネスモデルがなかったのではないか?
したがって、力尽きて倒れてしまったのではないかと。

たしかに「小悪魔ageha」は革命的な雑誌でしたもんね。
 

 - 会社経営, 印刷・DTP

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  1. 時代遅れの大和撫子 より:

    agehaバブル崩壊ww

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セブンイレブンの挽きたてコーヒーの買い方が色々あって面白い

実はセブンイレブンもこのドリップコーヒーを一部店舗でやっていた。
ただ、最近、機械を一新して多くの店舗に一気に取り入れているようだ。
また、それに追随してかローソンやその他コンビニエンスストアでもドリップコーヒーを販売し始めた。


こちらがセブンイレブンの新しいコーヒードリッパー。
個人でも欲しいくらいだが多分メンテナンスが大変なんだろうなぁと思う。

自分もいろいろなところのドリップコーヒーを頂いたが、今のところセブンイレブンの新機械のドリップコーヒーが一番お気に入り。
最近は、どこもコーヒーが美味しくなってきてコンビニだけではなくファーストフード店なんかでも結構美味しいコーヒーが飲めるようになってきた。
そんな中でもセブンイレブンのコーヒーはトップレベルだと思う。

さて、今回はそんな自分の一番のお気に入りであるセブンイレブンのコーヒーについて。
実は、色々なところで購入させていただいているのだが、店舗によって販売の仕方が違うようなのだ。
これはおそらく本部にもなにか狙いがあるのかもしれないが、販売方法はあえて店舗側に任せてしまっているらしい。
といったところで、自分が今まで寄ったことのあるお店でどんな販売方法をとっているのかを紹介。
自分なりの解説を付けていこうと思う。

1. カップを店頭まで持っていく

うちの近所なんかではこの方式が一番多く取り入れられているような気がする。
中にはパンのコーナーの上部にホット用のカップを並べたり、
アイス用の氷入りのカップをアイスクリームのボックスの半分に敷き詰めているような店舗もあった。

2. カードを店頭まで持っていく

これは浦和でいつも利用している駅近くのお店で使っている方法。
たしか、古い機械で以前からドリップコーヒーを売っていた森林公園近くの店舗もこの形だったような気がする。
個人的には、カップを持っていくのよりもスムーズでいいと思う。

3. 店頭で注文する

どの店舗でも通用するのがこの方法。
一度でも購入したことがある人はこれでいいんじゃないかなぁ。
ただし、アイスの場合は店員さんがいちいちアイス用のカップを取りに行かなければならなくなる店舗もあるので、そういったところはちゃんと持って行ってあげたほうがいいかもしれない。

ついでに、販売したての店舗は店員さんが機械に付いて操作方法を教えてくれたりもしているのだが、個人的にはこれはいらないんじゃないかなぁと思う。
というのは、分からない方はレジで聞くと思うからだ。

が、しかし、先日、これをくつがえるような初老男性に遭遇した。
彼は、何を思ったのかレジにいかず、カップも貰わず、ドリップボタンを押してしまったのだ。
当然カップがないのでそのままボタボタと100円分のコーヒーを無駄にしてしまったわけだ。
ひょっとすると自動販売機かなにかだと思ったのかもしれない。
にしても、お金を入れるところがないので先に商品を持って、レジに行くんだと思っていたのかもしれない。

もう、押してしまったものは仕方がないので終わった頃に、「あ、それ、先にカップ購入するんですよ」とだけ言っておいた。
まあ、おそらくそういったこともあるだろうからそれくらいで故障するような作りにはなっていないはず。 

とまあ、色々な売り方、いろいろな人がいるという話。
自動販売機でもない、店頭販売でもない、新しい販売の形を浸透させるのはなかなか大変。
でも、こういった形でどんどん新しい形が生まれてくればそれにともなって人の価値観も変わってくる。
大切な価値観もあれば無駄な価値観もあったりするので、身近なところから少しずつ変えていけば、
無駄なものはフェードアウトし、大切なものだけ残っていくと思う。
なんていうわけの分からない深い話になったところで、さようなら。 

【追記】 
先日、セブンイレブンのアルバイトの女の子に聞いたのですが、ホットと アイスで豆が違うそうです。
ホットは3種類の豆のブレンド、アイスは4種類の豆のブレンドだと言っていました。 
なるほど、おいしいわけです。 

血液型オヤジ