今となっては暗号。ポケベル用語（「14106」＝「愛してる」等）がまた流行る？

1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。

去年はLINE（ライン）が大人気となりましたが、今年もまだまだLINE（ライン）人気は続きそうです。
そんなLINE（ライン）を通じてかつてポケベル時代によく使われていた数字を使ったメッセージが再燃の兆しを見せているようです。

□ 「14106」「724106」―LINEを通じ再燃の兆し？『ポケベル用語』 | おたくま経済新聞

ポケベル出てきた。懐かしい！電源はいるのかなぁ。 / hirotomo

直接話しをしなくていいということで、携帯電話が普及してからも秘密の関係に使われることが多かったようですね。
また、一度のコールで大勢にまとめて通知できるという点においても企業等で重宝されていたようです。

当初は連絡に使った電話の電話番号を表示させるだけだったのですが、やがて好きな数字が入力できるようになり、
連絡をして欲しい電話番号だけではなく、好きな数字を入力し、それをメッセージとして伝えるといったことできるようになりました。
そういったやりとりは仕事での使用よりも、彼女、彼氏との連絡方法として使われることが多かったようです。

で、そんなポケベル時代の暗号（数字を使った文字）がまた、LINE（ライン）上で使われ始めているといったニュース。
自分の周りでは一切使われていないのですが本当なんでしょうかね？ 

さっそく記事内でも紹介されている暗号を紹介したいと思います。

14106／114106＝愛してる
4510＝仕事
0906＝遅れる
3476＝さよなら
724106＝何してる
889＝早く
0840＝おはよう
0833＝おやすみ
3341＝さみしい
3614＝さむいよ
49＝至急
8110＝バイト

「愛してる」の例を解説すると、
「1」＝「Ｉ」＝「あい」と読ませ、「4」＝「し」、「10」＝「ten」＝「て（ん）」とし、
「6」＝「ろく」＝ら行なので「る」という無理じいをさせてます。

他にもそのまま「3」＝「さ（ん）」、「4」＝「よ（ん）」、「5」＝「ご」、と読ませたり、
「3」の場合は「さ（ん）」以外にも「スリー」＝「す」だったり、「みっつ」＝「み」だったり、
「0」の場合は「れ（い）」以外にも英字の「O（オー）」に見立てて「お」（または「う」）と読ませることもあります。

まあ、当時は数字しか入力できなかったので苦肉の策で上記のような暗号みたいなやりとりをしていたのですが、やがて文字が送れるポケベルも出てきます。
その際はあ行～わ行を1～0で、あ段～お段を1～5で表し、それぞれ二つの数字を組み合わせて表現する方法をとっていました。
つまり、「のりさ」であれば「559231」となるわけです。
ただ、意外と入力に時間がかかったりするので上記手法も長いこと使われていたようです。

しかし、当然ながら携帯電話の普及、そして、携帯電話にSMSというメッセージをやりとりできる機能が付いたことでポケベルは第一線から退いてしまったわけです。

そんなポケベル用語がまた脚光を浴びるかもしれないとのこと。
果たして本当なのか？

最近の若い子たちは暗号みたいな文字が好きなので、ひょっとしたらひょっとしてまたまたくるんじゃないかと言えなくもない。
まあ、暗号として「14106（アイシテル）」は永遠に語り継がれていくことは間違いないでしょうね。