新・元地方の中規模印刷会社で苦悩するWebデザイナー改めWebディレクターの日記

自由な20代、窮屈な30代を経て、遂に40代になっちまったWebディレクター&パソコン講師の覚書と思う言(こと)。略称【ちほちゅう】

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ネットメディアは後から叩かれ成長していく

   

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1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。

まずは二つのネットメディアを紹介させていただきます。

□ 非モテタイムズ – 非モテSNSが提供するモテ・恋愛関連の非モテ目線ニュース –
これはえがいの永上裕之氏運営のネットニュース。今回登場するのは編集長である「メガネ王」氏。

ケツダンポトフ
以前当ブログでもネタにしましたがダダ漏れ女子2号「そらの」氏によるダダ漏れ配信日記。

どちらも最近あまり読んだり見たりしていないので深い話は出来ませんが、ネットメディアはパッと出が多いと思います。
そもそも、今までのメディア(マスメディア)からの移行よりはメディアを経験していない人達のほうが多いかもしれないし。
だからこその素晴らしい発想もあるとおもいますし、逆に足りない部分もある。
そんなネットメディア編集長及び映像配信者とマスメディア経験者?が交わることのない平行線の上で巻き起こしたツイッターでの炎上事件。

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最初に起こった炎上事件はこちら

Togetter – 「「francesco3氏」と「めがねおう氏」の炎上ツイートまとめ」

ソーシャルメディアじゃなくてマスメディアの話しをしてます。

まずはリンク先を読んで頂いてそれから引用部分の解説をしたいと思います。

それまでにも伏線があったような気もしますが、ざっと流れを説明すると、@francesco3 氏がつぶやいた以下のツイート。

取材対象に敬意を払えない人間はプロじゃない。less than a minute ago via web

これに対してメガネ王( @meganeou )氏が「ちょっと違うんじゃないかい」と意見したのがきっかけ。
言葉遣いどうこうっていうのはここでは置いておいて(って言ってもここまで炎上した理由は最終的にはそこに行き着きそうですが)、僕もどちらかというとメガネ王氏の意見に賛同していました。
上記のツイートは言い切っちゃってますからね。「プロじゃない。」と。

そこで、上記ツイートをもうちょっと分析してみます。
キーワードを絞り「敬意」と「プロ」に着目してみましょう。

そもそも「敬意」って何?ということで辞書で調べてみたら「その人の人格をとうといものと認めてうやまう(尊敬する)気持ち」とありました。
「うやまう気持ち」ってのが曖昧だけど、考えようによっては取材対象として意識した段階で「敬意」を払っているとも言えるような気がします。
そう、時代とともに言葉の意味、形は変わって(崩れて)くるのではないでしょうか。

一方で「プロ」に関しても曖昧になってきています。
インターネットが生まれたことでプロとアマチュアの垣根が取り払われてきているからです。

一部偏見もあるかもしれませんが、「プロ」はお金がもらえる。だからお金儲けのネタになっている取材対象には「敬意」を払わないといけない。
というのが発言者のいわんとしていることなのではないでしょうか。

一方でそれに異論を発したメガネ王氏。
プロ意識の高いメディアの一員として黙っていられなかったのでしょう。
そもそもからして彼らの世代はお金に対しての価値観が違う。
そういう意味で、プロという言葉に対しての意味合いも違ってきます。
プロって何?って話になるとそれだけでひとつの記事になってしまいそうなのでやめておきますがプロ意識が高いからこそ、プロを否定されたことに噛み付いたのだと思います。

ちなみに、僕の意見は先ほど言ったように、どんな取材の方法であれ取材対象として認識した地点で「敬意」は払われているんじゃない?といったもの。
ちょっと飛躍しすぎてるかもしれませんがその理由に関しては後述。

で、引用部分になってきますが、そもそもからして「マスメディア論」と「ネットメディア論」だから、平行線なんじゃないかと思うわけです。

さて、もうひとつの事件はこちらです。

□ Togetter – 「「francesco3氏」と「そらの氏」の炎上ダダ漏れ その後 まとめ」

今までのように「直接討論する場を設けますから出演していただけませんか」とお二人に依頼するのがいい

上記を経て、ダダ漏れ女子2号のそらの( @ksorano )氏が一方的にメガネ王氏からだけの意見をダダ漏れ(生配信)したようです。
映像を見させてもらいましたが、途中「にらめったー」がちゃんと動いていたらまた違ったかもしれませんし。(「Bettween」ってのもあります。)
スカイプでメガネ王氏が捕まらなかったら違っていたかもしれませんね。
このあたりがダダ漏れの醍醐味だし今回に置いては怖い部分だったのかもしれません。
にしても、この動画では決して名誉毀損なんかにはならんよなぁ。。

で、引用部分ですがまさにそのとおりでやっぱり最初にメガネ王氏にスカイプでつないじゃったのがまずかったかもしれませんね。

といった具合に、さながらネットメディアvsマスメディア。本当のメディアはどっちだ!
といった様相を呈してきましたがそりゃもうマスメディアが強いのは周知の事実です。

ただし、ネット内ではネットメディアのほうが強いこともあります。
確かにネットメディアには力がある。
北アフリカで巻き起こった革命はソーシャルメディアの力だという話も聞きます。
ただ、だからといって過去のメディアを切り捨ててはいけません。
たしかに、悪い慣習もあるかもしれませんが、人間の心理を付いた良い慣習もあります。
それが今回の彼女の言葉だったのでは?

もっとも、それを取り入れる必要はネットメディアを作る彼らにはないと思います。
なぜなら、同じ言葉でも人それぞれ受け取る気持ちが違うから。
「敬意」にしたって「プロ」にしたって、みんなそれぞれ違った考えを持っているはず。
ただ、それを否定してはいけない。

最近、多様化がますます進んできていて、それこそ、一般的にはとんでもない「罵声」と思われている言葉ですら、「賛美」に感じる人たちもいて、そういう人たちが多くなっているように思えます。
つまり、僕の「敬意」に対する認識も多様化している世の中だからこそありうるというのが上記、僕の意見の答えになります。
そういう意味では、メディアリテラシーも着実に進化(退化?)していると思ってます。

確かに彼女の考えを理解することは彼らには難しいのかもしれないけれども、そういった考えも大切なんだよということを分かってもらいたい。
それだけでいい、彼らは彼らのやり方があって、それが正しい時代がいずれくると思うから。

PS. なんか続きがあった。
□ お詫び – お知らせ
@egachan が @francesco3 との対話を捏造

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