Adobe Creative Suite 3 新機能紹介セミナー(後編)
1年以上前の記事です。内容が古い可能性があります。
引き続き「Adobe Creative Suite 3 新機能紹介セミナー」レポート後編です。今度の写真は会場内の様子。モリサワ東京本社の9階になります。
なお、事前に挙手によるアンケートをとったのですが、前回に比べると意外とCS2が使われていることにびっくりしました。
うちはまだOS9が主流なのですが、自分のマシンがCS2だったのでCS2で挙手しちゃいました。
さすがに、この時期OS9で挙手するのは恥ずかしかったです。
■Id―インデザイン
インデザインがすばらしいのは当ブログでもちょくちょく触れました。
□InDesign : 地方の中規模印刷会社で苦悩するWebデザイナー改めWebディレクターの日記
ところが実際はCS2どころかインデザイン自体をあまり使っていないので
CS3になってどう変わったといわれてもピンとこないのですが、
デザインツールとして進化したことを強調されていました。
まず、ページパネルでサムネールが確認できるようになっています。
そして、フォトショップのような効果(エンボス、ドロップシャドウ等)が、
オブジェクト、線、塗り、テキスト単位でインデザイン上で指定できるようになっています。
それと、遂に表組にスタイルが使えるようになりました。
今までは外部スクリプトを使っていたのですが、これはかなりうれしいです。
さらに各種アプリケーションとの連動が強化され、
ブリッジから画像をまとめて貼り付けができる機能などが追加されています。
■Ac―アクロバット
最後にアクロバットです。
こちらは前編でも書きましたがPDF/X4での書き出しに対応しました。
実際はまだまだ普及していないPDF/X4ですが透明機能に完全対応したPDFだそうです。
詳しくは大日本スクリーンのサイトで確認してください。
といわれましたがそれっぽいページが見つからなかったので、
下記サイトあたりもチェックしてみるといいかもしれません。
□PDF/X-PlusJ推進協議会
そしてもう一つ注釈について解説していました。
PDF書き出しの「最小ファイルサイズ」と「注釈ツール」を使って、お客様との校正等のやり取りをするとよい。とのことですが、
これに関しては地方ではまず、ありえないなぁと思いました。
そもそも、お客様にそれだけの技術がありません。
ただ、覚えておいてもソンはないでしょう。
ポイントは一つ、アクロバットプロフェッショナルで注釈を有効にする。
これで、アクロバットリーダーでも注釈機能が使えるようになるそうです。
また、PDFファイル本体ではなく注釈(FDFファイル)のみ書き出してやり取りすることで、
複数の修正指示を一つのPDFファイルにまとめられたり、転送時に時間が短縮できたりするそうです。
最後にアンケートに答えてもらったアドビストラップ&リールクリップの画像と、
ADOBE CREATIVE SUITE 3 DESIGN EDITIONのポータルサイトを紹介させていただいて終わりにしたいと思います。
□よくわかる! ADOBE CREATIVE SUITE 3 DESIGN EDITION
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